第四話 THE DAY OF Σ
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エックス達は発信源であるシティ・アーベル東16番地区に着いたが、あまりの静けさに表情を歪める。
ルイン「ここが発信源?そのわりには…」
エックス「ああ、静か過ぎないか?」
ゼロ「行ってみるか、エックス、ルイン。」
エックス「うん」
ルイン「そうだね」
ゼロ達は建物の壁を蹴り、屋上付近の入口から内部を見た。
そこには無惨な姿となったレプリロイド達が倒れ伏していた。
エックス達は愕然となるが、直ぐにハンターベースに連絡を入れた。
ルインとゼロがレプリロイド達の状態を見るが、手遅れのようだ。
ルインとゼロが首を横に振る。
エックス「…どうだ?」
エックスが端末を調べている隊員に尋ねるが。
「駄目ですね、恐らくデータは全て持ち出された後でしょう」
ゼロ「かなりの手練だな」
シグマ「状況は?」
「ハッ!!仲間割れですかね?メカニロイド暴走事件のすぐ後にやられたようです」
シグマ「ふむ。ゼロ、ルイン。どう思う?」
報告を聞いたシグマはゼロとルインに尋ねる。
ゼロ「さあ、ですがどちらにせよやったのは相当の戦闘能力を持った奴でしょう。全て急所を一撃です」
ルイン「後、高出力のビームサーベルのような物で切り裂かれたようですね。」
レプリロイド達の身体にはまるでにバターを切ったように滑らかな切り口。
僅かなぶれもない綺麗な切断面からは、使い手の相当の腕が窺える。
シグマ「うむ」
シグマはチラリとエックスを見遣るとそのまま外に向かう。
外に出たシグマは、待機していたイーグリードに声をかけた。
イーグリードもそれに頷き、自身の部隊を見遣る。
イーグリード「仲間割れを起こした犯人の残りがハッキングデータを持って逃走中だ。イーグリード隊は周辺の捜索を開始!!」
【はい!!】
ペンギーゴ「ペンギーゴ隊は別地区の捜索クワ!!行くぞ!!」
【はい!!】
イーグリード隊とペンギーゴ隊が犯人の捜索を開始した。
1人残されたシグマはただ静かに立っている…。
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