第三話 エックスというレプリロイド
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イレギュラーハンターが務まると…」
ルイン「今回のことにエックスは関係ない。今回は私の独断だよ。」
エックス「なっ!?ルイン…」
ペンギーゴ「は…っ、エックスの他にも甘ちゃんハンターがいたのか。こんな奴が特A級ハンターなんて世も末だクワ」
エックス「ペンギーゴ!!そんな言い方はないじゃないか!!」
あんまりな言い方にエックスも声を荒げる。
ペンギーゴ「B級が俺に説教する気するな!!」
ペンギーゴはエックスとルインを一瞥すると去っていく。
ルイン「やれやれ。さあ、行こうエックス。ゼロと合流しなきゃ」
エックス「あ、ああ…」
こうしてルインとエックスはゼロと合流すると、ハンターベースへと戻っていく。
エックス「ごめん…」
ルイン「へ?」
ハンターベースの屋上でいきなり謝られたルインは目を見開いた。
エックス「俺のせいで君が…」
ルイン「え?ああ、あのこと?別に気にしなくていいのに。」
エックス「そうはいかないよ。本来なら責められるのは俺のはずだったのに…」
ルイン「私は私の気持ちのままに動いただけ。エックスが気にすることじゃないよ」
エックス「でも…」
ルイン「さっきの戦闘でエックスの動きを見ていたけど…エックス、君は特A級クラスの力を持ってるんじゃないの?その気になれば」
エックス「え?俺にはそんな力なんか無いよ…」
ルイン「そうかな?私はそう思うよ。戦士としての力量は充分だと思うし。エックスの戦いを見た限り…イレギュラーに劣っているようには見えなかった」
事実エックスは数々の大戦を生き抜いて生ける伝説とまでなったのだから。
エックス「…ルイン。でも俺はいつもいつも失敗してるんだ。今回だって君に迷惑をかけた。こんなことじゃあ…ペンギーゴの言っていたようにハンター失格だ……。」
ルイン「……でも私は、エックスの優しい性格も悪くないと思うよ。あのチビペンギンやシグマ隊長達のような戦闘型よりも…きっと違う視点で見ることが出来るんじゃないかな?」
エックス「え?」
ルイン「私はエックスを信じてる…エックスならイレギュラーに対してのハンター達の指向も上手く変えてくれる可能性をね」
エックス「ルイン……」
ルイン「優しさが弱点になるなら私がそれを補ってあげるよ。私とエックスのコンビネーション。即興にしては上出来だったよね!!」
エックス「うん。君が俺に合わせてくれたからね」
ルイン「エックスがバスターでイレギュラーを牽制して私が決める!!」
愛用のZXコンポジットを抜き、セイ
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