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ロックマンX〜朱の戦士〜
第二話 イレギュラーハンター
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るんだけど…」

自分は何かしてしまったのだろうかと不安になり、エックスを見上げる。
エックスも気づき、苦笑を浮かべながら首を横に振る。

エックス「ああ、君の容姿はあるレプリロイドに似ているからだよ。」

ルイン「私に?」

エックス「名前はゼロ。俺の…大切な親友だよ」

ルイン「親友…」

そういえばこの姿の元になったのはモデルZXはゼロをベースにした姿だからゼロに似るのは当然かもしれない…。






























しばらく歩くと、訓練所に着いた。
そこには紅のアーマーを身に纏い、腰にまで伸びた金髪をしているレプリロイド、ゼロであった。
その隣にはストーム・イーグリードと呼ばれるレプリロイドがいた。

イーグリード「ん?おい、エックスと…隣にいるのはお前の兄妹型か何かかゼロ?」

ゼロ「何?」

ゼロはエックスの隣にいるルインに視線を遣る。
ルインはルインでジッとゼロを見つめていた。

エックス「彼女はルイン。今日からこの第17番精鋭部隊に配属されることになったんです」

イーグリード「ほう?ランクは?何級だ?」

ルイン「と、特A級です。イーグリード先輩とゼロ先輩と同じ…」

イーグリード「ほう?」

自分と同ランクということにイーグリードは目を見開いた。

エックス「それだけじゃないんです。彼女はゼロに匹敵する程の成績で特A級ハンターに一発で合格したんですよ」

イーグリード「ほう、この娘の容姿といい、完全に女版ゼロだな。性格は対称的なようだがな」

ルイン「は、初めまして、ゼロ先輩」

ゼロ「先輩は止めろ。ゼロでいい。後、敬語は止めろ」

ルイン「あ、うん…分かった」

ゼロの言葉にルインは慌てて返事をする。
エックスはゼロは、そういう言葉使いをされることが面倒だと思っていることを知っているために苦笑していた。

イーグリード「それにしてもお嬢さんはゼロに似ているな」

ルイン「そ、そんなに似てますか?」

エックス「うん。その朱いアーマーといい、金髪といい、そっくりだよ」

ルイン「は、はあ…」

こうして第17番精鋭部隊に配属されることとなったルイン。
彼女は彼らとどのような物語を描いていくのだろうか?
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