第八話 不死身の敵に挑む
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をくらったアベル達に回復呪文をかけてゆく。
再び猛攻が始まった。しかしいくらくらってもニセ太后はべホイミで傷を回復してしまう。何か打つ手は無いか。そう考えた私はあることを思いついた。
「くそっ!」
アベルが毒づく。
ニセ太后は再びべホイミを唱えようとしたところを狙い、ニセ太后にマホカンタをかける。
「なっ!?おのれ女!」
「今よみんな!」
アベル達の猛攻をくらい、べホイミは弾かれ、ニセ太后はあっという間にボロボロになった。
「トドメは俺が!」
ヘンリーが鞭を振るい、ニセ太后は倒れた。
「くそっ。お前達がいなかったらこの国の王は世界の王になれたのに……。ぐふっ!」
そう言い遺し、ニセ太后は死に溶けて消えた。
「世界を支配しても悲しいだけなのに」
私はそう呟いた。
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