暁 〜小説投稿サイト〜
VenusBlood-d×d-
特訓と準備と策略
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ーラを飛ばすのさ。回復の飛び道具ってところか?」
おおそれはすごい、アーシアが大活躍するのか。

「お前はチームの要にもなりうるからな。後は、アーシアの体力勝負。基礎訓練、ちゃんとしておけよ?」
「はい!頑張ります!」
アーシア、張り切ってるな。頑張れよ、アーシア。

「次は小猫」
「はい」
何か気合いが入ってるな、ここ最近元気がなかったから心配だったんだが。

「お前は申し分ないほど、オフェンスとディフェンスを兼ね備えている。身体能力も悪くない。だが、リアスの眷属にはお前よりもオフェンスの奴が多い」
「・・・・分かっています」
小猫ちゃん、もしかしてそれを気にしてたのか?

「リアスの眷属でトップのオフェンスは現在イッセー、木場にゼノヴィアだ。禁手の赤龍帝の篭手と聖魔剣、聖剣デュランダル、凶悪な兵器を有してやがるからな小猫お前も他の連中同様基礎の向上をしておけ。それと朱乃同様、自分を曝けだし自身を受け入れろ」
小猫ちゃんはアザゼルにそう言われ暗い表情をしてしまった。小猫ちゃんも朱乃さん同様に過去に何かあったのか?何か言ってやりたいが今は何を言っても逆効果だろうな。今はそっとしておこう。

「さて、最後はイッセーだ、お前はちょっと待ってろ。そろそろ何だが」
そう言って先生が空を見上げる、一体何が?そう思って見上げると何かがこっちに猛スピードで向かって来て。
ドオオオオオオオオオン!!
地響きと土煙が起こり、それが収まると目前に現れたのはドラゴンだった。

「ドラゴン!!」
「そうだイッセー、こいつはドラゴンだ」
でもどうして此処にドラゴンが?

「アザゼル、よくもまあ悪魔の領土に堂々と入れたものだな」
「はっ、ちゃんと魔王様直々に許可を貰って堂々と入国したぜ?文句でもあるのか、タンニ―ン」
タンニ―ン、それがこのドラゴンの名前か。

「ふん、まあいい。サーゼクスの頼みだと言うから特別に来てやったんだ、その辺を忘れるなよ、堕天使の総督殿」
「へいへい。てなわけでイッセー、コイツがお前の先制だ」
「・・・・えええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
俺の先生がドラゴン!?何じゃそりゃ何で俺だけ殺す気か!!

「ちょっと待ちなさい!!もしもイッセーが死んじゃったらどうするの」
部長が先生に抗議してくれた。

「リアス、あの山で修行をさせてもらうぞ」
「お願いだからイッセーを殺さないでよ?」
先生は部長の言葉を無視して進め、部長も諦めてしまった。
そしてバサッと羽を羽ばたかせると俺を掴んで飛行し始める。

「部長ォォォォォォォォォォッ!」
俺の悲鳴が冥界の空に響いた。





・・・ソーナ・シトリ・・・
「では匙、貴方は赤龍帝の相手をしてください」
「はい」
リアスと
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