教会
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てみようか」
「オッケー、それじゃあ、行こうか」
白野は意気揚々と俺の前を歩き俺もその後に続くようについていく。赤セイバーが白野の腕に抱きついているため、後ろからついていこう。
『役に立つものがあるかもと言うのは希望的観測に過ぎんぞマスター』
「分かってるさそれくらい」
しかし、あの毒の矢の効力は受けた俺がよく知っている。状態に異常をきたすものにたいして、俺とアーチャーの投影は役に立たない。
購買部に到着するとアーチャーの言う通り希望的観測かもしれないが、確認を行う。
「いろんなものが増えてるな…………」
前回来た時とは比べ物にならないくらい品物が増えている。主に雑貨とか。俺の目に着いたのは彫刻をするための鉋・金槌・鑢などの道具一式と彫刻用の石が買える【彫刻セット】と呼ばれるものだ。
(…………こんなもの誰が買わないだろう)
「奏者、この彫刻セットが欲しい」
「セイバーは頑張ってるからな〜ご褒美に買ってあげる」
キラキラと目を輝かせる赤セイバーと即決で品物を買う白野。すぐ隣にいた………………
「奏者よ、部屋で早速作るぞ!」
こんな調子であの2人大丈夫かな?何処か、ゲーム気分なように感じる。ひょっとしてまだゲーム感覚だと思ってるのか?でも、弓道場での態度を見るとそんな風には………………よくわからないな
「なにをしている。私たちは私たちのことをやるぞ」
アーチャーもわざわざ実体化して、品物を物色し始めた。アーチャーの言う通り、俺たちは自分のことをやろう。品物を見ていくと気になるものが、目についた。
「……………アーチャーこれ」
「ふむ、足りないものは他所から持ってくるのが魔術師とはよくいったものだ」
俺は早速その品物を買い、決戦への準備をする。この買った物が使えるかどうかぶっつけ本番だがやるしかない。
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