EPISODE16 学園教師
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「問答無用!ライさん、お覚悟を!」
銃口が火を噴く。回避しようと試みるも、その弾丸は僕にたどり着くことなくもう一つの弾丸が弾いた。
精密射撃、しかもこの距離での攻撃相殺は並みのガンナーじゃない。撃ち落とされたセシリアは驚愕、それを見ていた織斑先生は「どうだ」と言わんばかりの表情だ。
「大丈夫ですかライ君?」
「は、はい・・・・」
これがIS学園教師の腕前なのか。代表候補生・・・・いや、国家代表レベルでもおかしくはない。
「ちょうどいい。蒼月も入れて2対2で模擬戦だ」
・・・・なるほど、そういうことか。
「制限時間は30分。ハンデとして蒼月はブラスターユニットの使用禁止、山田先生は近接装備は使用禁止だ」
「ハンデ?」
「山田先生はともかく、ブラスターユニットはパワーがありすぎる。いくらおまえが器用でもあれはダメだ」
ハドロンブラスターは威力が強力な分連射はできないという面があるがその分のメリットも大きい。模擬戦と言えど使う場所は選ばないといけないか。
「ハンデですか・・・・」
「不満か?」
「いえ、その・・・・」
「大丈夫だ。今のお前たちなら、すぐ負ける・・・・」
・・・・織斑先生、火に油どころかガソリンそそがないでください。二人の闘志が半端ないです。
「では、はじめ!」
「ライ、ドンマイ・・・・」
「・・・・どうしてこうなったんだ」
かくして、模擬戦が開始されることとなった
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