第七話 神の塔
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は通路がなかった。
「どうやって取ればいいんだこんなの!?」
ヘンリーが狼狽えるのも無理はないよ、だってこんなの本当にどうすればいいのかわからないんだから。
「皆さん、ラーの鏡を取るには恐れずに一歩進み出す勇気が試されると言い伝えにあります。つまり一見取れないように見えても必ず取れる何かがあるという事です」
「じゃあ、僕が取ってこよう」
「アベル!」
「大丈夫。きっと取れるよ」
そう言ってアベルはラーの鏡に向かって一直線に歩き出した。
彼の足が空中を踏んで、落ちずにそのまま進んでいく。
アベルはラーの鏡を取ると、私達に向かって手を振った。
「やった!この鏡があれば偽者の正体を暴けるぜ!」
「ヘンリー、ラインハットを必ず元に戻そうね」
「ああ!」
私達はそう言い合いリレミトで神の塔から出た後、ルーラでラインハットに向かった。
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