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真似と開閉と世界旅行
二ノ陣〜
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い、今日はここまでかな」

「逃がすと思うの!?」

シィは既にマギア・エレベアを発動していて、剛鬼もリョウコウもゆっくりとシンを囲む。


「そうだ、ついでだし・・・貰っておこうか」

シンがそう言って手を上げると、シィたち三人の体が光出す。

「なっ・・・」

「なんだぁ!?」

「・・・ふっ」

シィが手を引くと・・・三人の体からメダルが飛び出した。


「「「なにっ!?」」」

「君たち、椿に記憶を読まれただろ?僕のはそれの発展型だ。再び読み込ませて貰ったよ」

「なろぉ!」

リョウコウが冷裂を構える。

「壁破槍!」

シンはメダルを握り締め・・・その手に冷裂を出した。

「壁破槍」


まったく同じ動きで同じ威力の攻撃がぶつかりあい、衝撃破を生み出す。

「チィ・・・」

「なるほど、どうやら君たちのような外史の人間からはメダルは取れても能力は奪えないらしい」


そう言うとシンはメダルを取り出す。

「それじゃ、また明日会おうか」



そう言ったシンの姿は一瞬で消える。

「逃げられた・・・か」

剛鬼が呟く。通信には様々な場所から敵が消えたと言う情報が入ってくる。・・・こうして初戦は、何とも言えない結果に終わった・・・



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