第6話 DEAR KABY 〜親愛なるカービィへ〜
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「ジャストミート!?」
「あれは、じーさんの魔法!?」
グレイが、ラストが繰り出した魔法に驚いていると
「はぁぁぁぁぁぁぁ」
水晶を持った魔導士が魔力を溜めていることに一足遅く気付く
「しまった!?」
しかし
「待ち人来るダス、水難の相と女難の相が出てるダス」
「占いかよ・・・ウゼェ!!」
グレイはひじ打ちで占いをした魔導士を倒した。
「魔法も使わずに・・すごい!」
ルーシィは魔法を使わずに敵を蹴散らしていくグレイに感心していたが
「つか服!」
また服を脱いでパンツ一丁になっていた。
「うおおぉ!?」
「いつの間に脱いだんだよお前!?」
「何なんだこいつら・・・!」
ゴブリンの様な魔導士が困惑していると
サンドボールが炎で吹き飛ばされていた。
「ゲロヤバ!?」
「テメェ・・・口の中ジャリジャリさせてんじゃねーよ!」
ナツは口の中の砂を吐き出すと
「行くぜ!火竜の鉄拳!!」
「ピギャアアアアアアア!!」
拳の一撃でゴブリンの様な魔導士を沈め
近くにあった木に縄で縛りつけた。
「雑魚相手にマジになってんじゃねーよ」
「テメェその口燃やしてやろうか」
「燃えねーよテメェの温い火じゃな」
「ああ!?」
再び低レベルな喧嘩を始めるナツとグレイだった
「全く・・・」
それを見てため息をつくラストは縛り付けられた彼等の方を向き
「しばらくそこで反省してろ」
「「「「ヒィィィィィ!?」」」」
殺意を込めた眼差しで睨み付け、魔導士達が悲鳴を上げる。
そこに
「・・・ララ・・・」
「え、何?」
気絶している魔導士が何かを呟く
「ララ・・・バ・・・イ・・・」
「は?」
「ララバイ?」
ナツとグレイが何のことか疑問に思っていると
「危な〜い!!」
「ルーシィ!!」
危機を察知したハッピーがナツとグレイに体当たりをし
ラストはルーシィを抱きかかえて飛んだ
その瞬間、巨大な影の手が縛り付けられた魔導士達を木ごと地面に沈められた。
「な、何アレ!?」
「誰だ!?」
「もう気配が消えてやがる・・・めちゃめちゃ逃げ足が速い奴だ」
「ララバイ・・・」
「やはり気になるか、ルーシィ?」
「うん・・・どこかで聞いたような気がして・・・」
「少し調べてみよう、早くギルドに戻るぞ」
「あい」
今回の襲撃と謎の影、そして・・・ララバイ
疑問が多く残ったが、ナツ達はギルドへと急ぐ
その頃、緋色の髪をした魔導士が、マグノリアへと向かっていた。
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