第6話 DEAR KABY 〜親愛なるカービィへ〜
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!」
そう言った彼等から
街を踏み潰す巨人のイメージがルーシィとラストの頭に映る。
「そんなにおっきくないよ」
「いや、意外にデケェぞ?」
「怖さという点ではルーシィとラストの想像は当たってるな。つかもっとでかいかも」
と、ナツが示したイメージは
一蹴りで山を吹き飛ばしていた。
「と、こんくれぇはデケェだろ」
「いや山なら一蹴りで三つくらい一遍に吹き飛ぶだろ?」
「三個は大袈裟だよ、二個くらいでどう?」
「一蹴りで山二つ吹き飛ばす女の人・・・怖いかも」
「とにかく怖いというイメージは伝わった・・・」
この先エルザに会う事に不安を覚える二人であった
「とにかく早く帰らねぇと」
「そうだ急ごうぜ!」
急いで帰路につこうとしたその時
突如砂嵐がナツ達を襲う。
「ケホッケホッ!」
「魔導士か!?」
「おいハッピーがいないぞ!?」
「ハッピー!!」
ハッピーが何者かに連れ去られた。
ナツの嗅覚で探り急いで救出に向かう。
「オニク!!」
「ミディアムでよろしくダス」
「わぁ、もう駄目だよ。絶対変な味になっちゃうけどいい?」
ヒヨコの様な魔導士がハッピーを焼こうとしていた
「待ちやがれ!!」
「ハッピー!」
「無事か!」
そこにナツ達が現れる
「よかった〜変な味にならなくて!」
「まだ言うか・・・」
ずれた発言にゴブリンの様な魔導士が呆れていた。
「そいつは俺らの仲間でな、腹減ってるからって食わせるわけにはいかねぇんだよ!」
「お前ら魔導士だな?どこのギルドだ?」
「関係ねぇ!行け!!」
ハッピーを食べようとしていた魔導士四人が一斉に戦闘態勢に入った。
「グレイ、やるぜ。」
「俺に命令してんじゃねぇよ!」
ナツとグレイが相手の魔導士の攻撃を回避し
「くらえ、サンドボール!」
ナツが砂の球体に飲み込まれた。
「ナツ!」
「構うな、ハッピーを頼む!」
「うん!」
「グレイ、援護する!」
「必要ねぇよ!!」
ラストが手を貸そうとしたが断り、双子らしき魔導士に肉弾戦で蹴散らしていく。
「わ〜ルーシィに食べられる〜(棒)」
「うるさいネコ!!」
ハッピーがふざけている間に
「ニク〜!!」
先ほどハッピーを焼こうとしていたヒヨコの魔導士がルーシィに襲い掛かる
「ヒー!?」
「ルーシィに何してんだテメェ!!」
ラストはルーシィの前に出てDBドレッドの手の甲からDBを呼び出す。
「ジャイアント!!」
巨大化した右腕でヒヨコを殴り飛ばした
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