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FAIRY TAIL 忘却の最期
第6話 DEAR KABY 〜親愛なるカービィへ〜
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「失礼しちゃうな!オイラはこう見えて猫だよ?猫は鼻が利くんだ。」

「それ犬だぞハッピー」

「『てか匂いと道って何の関係が?』と、申しております。」

「つーかお前自分で歩けよ。」

「『あたし疲れた』と、申しております。」

言い合いする彼等の近辺にある茂みが不自然に揺れ

「誰だコラぁ!!」

間髪入れずにナツが茂みの中に飛び込んだ。

「『喧嘩っ早すぎ!』と、申しております」

「ガンバレ〜!」

茂みの中から現れたのはナツと、同じギルドにいたグレイだった

「グレイだ!」

「『何でパンツ!?』と、申しております」

「何しに現れたんだこいつ・・・」

「トイレ探してんだよ!」

ルーシィとラストの疑問に、グレイが叫ぶ

「見つける前に何でもう脱いでんだテメェは!!そもそもこんな森にトイレなんてあるわけねぇ!!」

「テメェこそ人のトイレの邪魔してんじゃねーぞ!!」

「歩くパンツ!!」「歩くチョロ火!!」「たれ目!!」「つり目!!」

「「レベル低っ!?」」

「と、申しております!」

低レベルな喧嘩にルーシィとラストは冷や汗を垂らす





「そっか、仕事の帰りなんだ。」

喧嘩が治まり、グレイにここにいた訳を聞いた。

グレイもギルドの仕事を終わらせてここにきたそうだ。

「マグノリアに戻るにはこの森突っ切るのが近道なんだ。」

「ほ〜らほらほら!!」

ハッピーが釣りをしながらそう言った。

「あんた鼻がいいとか言いながらグレイの匂いわかんなかったでしょ?」

「嗅ぎたくない匂いもあるんだよ」

「んだとぉ!?」

「うっせーよ、テメェは早く帰れ。」

「当たり前だ、早く帰らないとやばいからな。」

グレイの言った事にルーシィとラストは首を傾げる。

「何がやばいの?」

「約束でもしてるのか?」

グレイは深刻そうな表情を浮かべる。

「・・・もうすぐエルザが帰ってくる」

「!?」

それを聞いたナツが驚く。

「エルザってあの!?」

「妖精の尻尾最強の魔導士だよ」

ハッピーが魚を咥えながら付け加える。

「すごーい!会いたーい!」

「あのエルザか・・・一度会ってみたかったんだ」

妖精の尻尾最強を謳われた魔導士に会える事に喜ぶ二人だった

「でもエルザって雑誌とかに全然写真でないけど・・・」

「俺と同じ剣術を使うと聞いたが・・・ギルドではどうなんだ?」

二人の問いに

「「「怖い」」」

三人が一斉に応えた。

「「は?」」

「野獣?」

「ケダモノ?」

「最早魔物だね
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