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久遠の神話
第百五話 テューポーンその一
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手よ」
「台風が相手だね」
「今度はね」
「台風はね」
 一体どうしたものか、上城もよく知っていた。神戸も日本にある限り台風は夏や秋になると常に来る相手だからだ。
「凄いからね」
「そうでしょ、とんでもなく強いから」
 伊勢湾台風や室戸台風にしてもだ。とにかく恐ろしい、地震に匹敵する程の恐ろしさが台風には存在している。
「だからね」
「これまで以上に覚悟してね」
「闘ってね」
「うん、それで絶対に勝つよ」
「そうしてね、見てるから」
 彼のそのテューポーンとの闘いをというのだ。
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