第六話 変化
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ういうことだ!?」
あれ?私達、空気になっている気が。そんな私達をほっといて話は進む。
「全て実権は母にあるのだ。母はおかしくなった。魔物を城に招き、他国と戦争をしようとするようになった。今はまだ大丈夫だが、宣戦布告も時間の問題だろう」
「…多分ですけど太后は偽者だと思います」
「そう思いますミレイさん。ですがもう一人、つまり母が居ない上、正体を
暴く手段は…ありました」
「えっ?」
「ラーの鏡。映し出したものの真実を暴く鏡です。その鏡は神の塔に安置されていると、書物にあったのを思い出しました。確かその塔は修道女の祈りで入れると」
「「!」」
アベルとヘンリーが反応した。そういえばこの2人、マリアさんって人と脱出してマリアさん修道女になったんだっけ。
「兄上、この鍵を」
デールがヘンリーに鍵を渡した。
「この鍵を使えば神の塔の祠に通じる旅の扉に入れます」
「何から何まですまんな」
「いや。お礼を言うのはこっちです。僕も僕で出来る事をするので頑張ってください」
私達はラインハットの鍵で旅の扉の間に入った。青い光が渦を巻いている。私達は頷きあうと旅の扉に入って行った。
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