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【遊戯王GX二次小説】最弱最強!?漆黒のデュエリスト
第1期
序章
TURN 1 遊戯からの依頼
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(そんなあからさまに忘れてました的な態度は十代がカワイソウですよ、先生。)
「私は別に誰が相手でも構いませんが」
なんで一人称私なのかって?
俺は気分屋なので、おふざけで一人称がちょくちょく変わるんだ。
まぁ、基本は俺。だけどな
「では、先ほど私に勝った受験番号1番 三沢 大地くんはどうかな?」
「えーそれなら、十代の方がいいです。」
相手は誰でもいいと言ったが、三沢っちはどのデッキを使ってくるか、予想しづらいし、対策も立てにくいから苦手だ。
あと、先生方が最弱であるはずの俺に敬語ないし、クロノス先生に至っては、意外と優しいのは、
1に俺がこの世界での実年齢が14歳であること。
2にペガサスや社長から優遇されていること。
3にデュエルの腕は最弱でも、珍しいカードを持っている(ってか、実際は現実世界にいた時に買った)。
っていうのが大きいか。
あとは、遊戯の知り合いで、実際に戦ったことがある(カウントしていいかは微妙だけど)って意味では、俺も伝説のデュエリストに該当するのかな。
「シニョール十代?」
「うん、デッキ知ってるし、性格やドロー運も知ってるから戦いやすいし」
「うーん。しかしなのーネ? 校長先生からは、他の受験生と同じように試験するように言われているのーネ」
困ったような声音でクロノス先生は返答する。
「じゃあさ、ここで待ってるから、十代が先生に勝ったら、十代とデュエルさせてよ。先生が勝ったら、先生が相手をしてください。」
「わかりましたのーネ。すぐに終わらせてくるので待っててくださいなのーネ」
まぁ、結果は十代の逆転勝ちだと知ってるが、デュエルを見てるのは嫌いじゃないし。
俺自身は弱いけど、デュエルをするのはもっと好きだからな。
勉強させてもらうこととしよう。
いつも俺は凡ミス連発するし・・・・・・。
こうして始まった十代の実技試験。
先生たちの席にいる俺に気づいた十代はのんきにこちらに手を振ってる。
が、クロノス先生は“それも”気に入らなかったらしい。
ホントに1ターンキルする勢いで、古代の機械巨人を召喚。
手持ちの仲間としてはかなり心強いが、敵になると攻撃力は3000とかなり厄介な相手だ。
しかし、十代には天才的なドロー運がある。
デッキをいくら望みのカードを出やすいように構築したって、あそこまで、ドロー運に恵まれている奴はそうはいないだろう。
遊戯でさえ、多少はヤバイ局面もあったワケだし。
そして、持ち前のEHEROと融合を生かし鮮やかな逆転劇を見せてくれたワケだが。
相変わらずスカイスクレイパーは油断ならない。
アニメでは融合モンスターとのコラボで忘れがちだが、スカイスクレイパーは単体のEHEROにもその効果を発揮する。
ゲームをやってた時は1ターン目からこれを使われて如
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