第三章 悪夢
第6話 ターゲット
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「ナイトメアが生き返りやがる限り、そして人を殺し続ける限り、私はあの女の首を摘まねばならねーんです」
真那「でないと、あの女はもっともっと人を殺します。……私にしかできねーんです」
上条はすべてを聞きたくなかった。特に最後の言葉は。
だが、あえて言わなかった。
上条「……もう俺が止めても無駄か」
真那「申し訳ねーです……」
真那が約束を破ったかのような顔で言ってきた。
上条「謝る必要はないさ」
上条は優しい笑みで……どこか悲しい表情を浮かべながら、真那の頭を撫でた。
上条は耳につけてる通信機に向けて言った。
上条「琴里ちゃんか?悪いが俺も一度そっちに戻る」
琴里『了解。んじゃ転送するわよ』
上条は真那に背を向けた。
最後に、一言だけ
じゃあな……
と。
真那は今にも泣きそうになったが、その感情を押し殺し、再び士道の所へ向かった。
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