第三章 悪夢
第6話 ターゲット
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士道「?」
士道はま、いっかと言って狂三を探すことにした。士道も狂三を探しているところだったのだ。
茂みを抜けて林に囲まれた広い場所に出た。
そこには……
一方、ラタトスクでは
琴里「やっとあの2人を振りきったのね」
上条『あぁ。こりゃ一方通行怒ってるだろうなぁ』
琴里「ま、彼の性格からしたらそうなるでしょうね。急いでほしいからあなた達を転送させるわよ」
上条『悪いな……』
琴里「別にいいわよ……さ、転送するわよ」
と佐天と上条がモニターから消えた。正確にはテレポートしたのだが。
神無月「司令、モニターが戻ったようです」
と神無月が言って、そのモニターに皆が注目する。
そこに映っていたのは……
そして、転送された上条と佐天は、
佐天「多分こっちですね」
上条「よし、早く行くぞ!」
2人は走って行った。
茂みを出て広い場所に出た。
そこには……
″人が死んでいた″
地面の上に、赤いものが大量にぶちまけられていた
士道は状況が理解できなかった。
一方通行は暗部にいた頃の光景を思い出し、狂三を睨んでしまった。
ラタトスクにいる琴里や神無月はこの世のものではないものを見たような顔でモニターを見ていた。
佐天は見慣れない光景に、恐怖で動けなかった。
上条はあの記憶を思い出されて、険しい表情になった。
そして
そんな中
狂三だけがただ1人、笑っていた。
士道「う……うわぁぁぁぁ!!」
琴里『士道!落ち着きなさい!』
佐天「一体何が……」
上条「まさか……!」
一方「あの野郎……!!」
5人はパニックていた。
それは目の前の光景と、辺りに漂う異様な異臭、そしてそんな中平然としている狂三の姿に。
狂三「あら?士道さん、もう来てしまいましたの?」
霊装をした狂三が士道の方を見て言った。
左手に短銃を握りながら。
そして気付いた。
奥にもう1人男が全身やガクガク震わせてへたり込んでることに。
男「た……助けて…、くれ!こいつ……化け物……ッ!」
狂三は男に短銃を向けた。
上条「な……!」
士道「狂三……っ、おま、何を……」
士道はそう言ったが狂三は構わずに言った。
狂三「あらあら、何かを殺そうと言うのに自分が殺される覚悟がないだなんておかしいと思いませんの?命に銃口を向けるというのは、こういう
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