第三章 悪夢
第6話 ターゲット
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けた。
一方通行の返事はそっけなく、
一方「あァ……」
それだけだった。
その頃、狂三は士道が何処かへ行ってしまって1人になっていた。
それを琴里と一方通行が見ていた。
すると、森の中へ入って行った。
そこには不良達が猫をいじめているところだった。
すると不意に、
狂三を写していた画面が消えた。
いや、正確には暗くなって見えなくなった。
他の画面は通常通りに動いている。
一方「オイ……」
琴里「えぇ。恐らく狂三の仕業ね」
琴里は少し焦っていた。士道とデートだから厄介ごとは起こさないと思っていたからだ。
琴里は上条と佐天に持たせた通信機にの通話をONにして言う。
琴里「当麻くん!涙子!狂三が不審な動きをしたわ!今から言う場所付近に一方通行を向かわせるから一方通行と合流して狂三の方に向かって!狂三の場所はーー」
琴里が狂三の場所を正確に教えると、通信機から『了解!』声がした。
琴里は上条と佐天に場所を伝えて、一方通行に通信機を持たせて転送できる場所に行き準備をする。
琴里『一方通行!』
と転送直前で通信機から琴里の声がした。
琴里『気をつけなさい』
一方「ハッ……誰に言ってやがるのか分かってンのか?」
そう吐き捨てて一方通行は転送された。
琴里は暗くなったモニターを見ていた。
面倒な事が起こった。
上条と佐天は合流して、狂三がいる所に行く途中のことだった。
それは、
トリプルデートしていた十香と折紙に出会ってしまったからだ。
2人から説明しろとすごく言われているので動けない。
一方通行に電話して今の状況のことを話す。
上条「そういうことだから先に行っててくれ」
一方『チッ…』
一方通行に電話を切られた。まあ、当たり前なのだが……
佐天「さて……この状況をどうしましょうか……」
十香「どういうことなのだ!?」
折紙「2人に説明を求める」
上条「あのさ、俺達急いでるんだけど……」
十香・折紙「「関係ない!!」」
上条・佐天((そこシンクロする!?))
こんかカンジで動けない上条と佐天であった。
その頃、上条からしばらく動けないと電話をもらった一方通行は、
一方「面倒せェ……」
大人しく狂三の方へ向かっていった。
そこに、
士道「あれ?一方通行じゃないか」
士道がやってきた。
一方「五河士道か……」
士道「ラタトスクにいたんじゃないのか?」
一方「ちょいと時崎狂三に用があってなァ」
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