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東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉16話「ふーじんろく ―後編―」
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なので、月がリードしているので月を模した白い弾幕がメインだ。それの補足で、少なめだが太陽を模した赤い弾幕が飛んでいく。

「諏訪大戦 〜 土着神話 vs 中央神話」

六本ぐらいの綱が伸びて、崩れていく。そして、かなり大きめの弾幕が飛んでくる。攻撃用スペカとは何か違う、まるで何かを訴えかけるような感じだ。とか思っていたら、その速さがどんどん早くなっていって、避けづらくなってきた。

天変「エクリッスィルナーレ」

エクリッスィルナーレとは、月食のこと。月食とは、地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月にかかることである。つまり、夜でありながら太陽の光の面影を浮かばせるこの現象。さっきのとは逆で、太陽を模した赤い弾幕がメインで、月を模した弾幕がその補足。
「さあ!ラストだよ!」

祟符 「ミシャグジさま」

相手は交差弾を撃ちまくる。シンプルで、美しい。ならばこっちも美しさでは負けない!

「太陽と月の浸食が終わる時」

これは、浸食から解放された2つの天体、太陽と月の復活を意味している。さっきはどちらかが弱めだったが、今度はどちらもメインの時の弾幕の量を放っている。それが絶妙に美しく見えるわけだ。相手は力が尽きたのか、ふらついて倒れたため、スキマをあけて救助した。



「あはは、まさか一王国築いたこの私が人間に負けてしまうなんて。」
「え?王国?」
王国って何?
「あ、いや、こっちの話。いつか話してあげるけど、今は神奈子とあの巫女の勝負を見に行こうよ。」
「ああ、そうだな。あ、立てる?」
「むり〜、おぶって。」
よっこいせっと。・・・スカートの丈、短すぎないか?さっきからちらちら見えてるんだけど。何がって?何かは言わないけど。うん、白い何か。
「そういえば名前を聞いていなかったな。」
「ああ、そういえばそうだったね。私は洩矢諏訪子、ここの本当の神だよ。」
「俺は葉川裕海。さ、いこっか。」
「うん。」



勝負はすでに終わっていた。で、後ろにしめ縄が付いている人と、緑色の巫女と、霊夢が神社の前でお茶を飲んでくつろいでいた。
「あら、おそかったじゃない。その様子だと、勝ったみたいね。」
「ああ、まあね。」
まあ、結構危なかったけど。
「あ、諏訪子様。どうしたんですか?」
「なんだい諏訪子、そんなだらしない格好は。人間におぶってもらって。」
「勝負に負けて、力が出ないのよ。あと、神奈子だって服装と髪が乱れてるよ。」
「さて、そろそろ帰るかな。紫が、終わったら即永遠亭って言ってたからね。」
スキマを開く。永遠亭につないでいるはずだ。
「仕方ないわね。」
「また来てくださいね。私も巫女として妖怪退治の勉強をしないといけませんから。」
「早苗はまだまだ未熟だからねえ。」
「ま
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