変化と不変の入り乱れ
東方変形葉16話「ふーじんろく ―後編―」
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がいくつも飛んでくる。なんとシンプルで、厄介なスペカなんだろう。
神変「空間の歪み」
“空間の変化”であっちこっちの空間を歪ませる。俺が弾幕を撃つと、どこから飛んでくるかわからない。四方八方から飛んでくる。最終的には相手の背後あたりに弾幕の壁ができるようになっている。
「ふふふ、お祭りはこうでなくっちゃ。」
源符 「厭い川の翡翠」
川の端が俺を包んだ。と思ったら、その川の端が崩れてきた。即刻脱出するも、また包んできた。いくら空間を歪まそうともきりがない。相手の弾数が、ややこしい割に少ないので、歪まして攻撃というだけでは通じなかった。ならば、これで!
天変「局地的大彗星豪雨」
当たると超痛い極太光線を放つ。すぐに弾幕は消し飛ぶ。相手はかなり苦戦しているようだ。
蛙狩 「蛙は口ゆえ蛇に呑まるる」
光線を撃ち終えた、少しの間に渦を描きながら、蛇が体を巻くように弾幕が配置される。そして、まるで線香花火のようにはじける。撃ち終わったのを狙われたのは盲点だった。どんなに光線を放っても、撃ち終わった後に配置されてはきりがない。
神変「建御雷命のお怒り」
何本もの細い光線が弾幕を消しながら相手を取り囲み、動きを制限する。高密度弾幕を放って相手の動きを見る。
「華が開いてきたねえ。さあ!終盤よ!」
土着神 「七つの石と七つの木」
七本の細い光線が俺の細い光線を消していく。実は、俺の光線には致命的な弱点があって、光線ならば何でもいいということだ。なぜそうなったか。体力温存のためだ。地味に動きを制限されたところに大きめの弾幕が飛んでくる。少し厄介な交差弾だ。ならばこちらは。
「イリュージョンフルーツ〜千変万化〜」
弾幕を展開する。一部の弾幕が高速で細いホーミング弾となり、相手に飛んでいく。うまく避けないと誘われて、避けられなくなる。
「おや、派手に来るね。こっちも派手に行くわよ!」
土着神 「ケロちゃん風雨に負けず」
大きめの弾幕が傘のようになり、その傘の中をシャワーのように弾幕が無数にとんてくる。なかなか面倒なものだ。
天変「ミーティアマジック」
このスペカは、さっきのと言うほど変わらないが、少しレベルが上がっている。細い弾幕は威力が強く、弾幕であればどんどん消していってくれる。
土着神 「宝永四年の赤蛙」
相手の分身のようなものが、こっちに勢いよく向かってきた。紅い弾の綱を張りながら。そして、縄の端っこからまた線香花火のようにはじけていく。相手は無敵モードに入っていたので、耐久スペカとわかった。かなり面倒なスペカだから、消してしまおう。
天変「エクリッスィソラーレ」
エクリッスィソラーレとは、日食のこと。つまり、太陽が浸食されている状態だ。
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