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東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉16話「ふーじんろく ―後編―」
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「でっかい湖ね。それより、この気持ち悪い柱の山が一番気になるんだけど・・・。まあいいわ。裕海、ここの神様を呼んでちょうだい。」
数えきれないほどの柱がある。え?なんだって?呼ぶ?
「何故俺が・・・?まあいいや。お〜い、ここの神様、出てきてくれないか〜?」
「我を呼ぶのは何処の人ぞ。あら、麓の巫女じゃないの。隣の少年は誰だか知らないけど。何か用かしら?」
雑に呼んだらちゃんと来てくれた。
「あなたが私の神社を乗っ取ろうとしている悪い神様ね。」
「はえ?いや、そういうつもりはないけど・・・。私はあなたの神社を助けたいだけよ。」
「余計なお世話よ。私だって参拝客がたくさん来るといいなとは思っているけど。」
「神社は巫女のためにあるわけではないわ。神社は神が宿る場所。そろそろ、本気で神社の意味を考え直しなさい!」

奇祭 「目処梃子乱舞」

「裕海、本殿のほうに誰かいるような気がするわ。見てきて。」
「終始雑な扱いだね。まあそういうことなら見てくるよ。」
「あっ待ちなさい!この先は・・・」
「あなたの敵は私よ!!」



本殿の中。いたって普通である。だがなにか気配がする。
「そこの人間!私と遊びなさい!」
「・・・・・・誰?」
「この神社の本当の祭神、洩矢諏訪子よ。さあ!いま麓の巫女が神奈子と遊んでるから、私たちも遊ぶのよ!」
「ふ〜ん?まあいいや。じゃあ始めようか。」
「私の弾幕祭りの始まりよ!!」

開宴 「二拝二拍一拝」

光線にも似た、少し細くて短い弾幕が連続で出てきて腕のようになり、動きを制限される。そして制限された空間で飛んできた弾幕をかわさなければいけない。正直いって、このスペカは簡単だ。こちらの体力がなくなる前に決めてしまいたいところだ。だが焦りは禁物。様子を見ないことには何とも言えない。とりあえずスペカ宣言するのはもう少し後にしよう。
「あれ、当たらないな〜。ならこれでどうだ!」

土着神 「手長足長さま」

さっきの腕がもうひとセット追加され、同心円状に弾幕を放ってくる。これは反則なんじゃないかと思ったが、よく見ればかわせるようになっている。しかし、そのかわし方はちょっぴり危険だ。なのでこちらもスペカを使わせてもらう。

異変「異次元空間の大量発生」

無数のスキマが開き、そこから高速の弾が出てくる。腕ではない方の弾幕を消し、あの・・・名前聞いてないや。あの帽子をかぶった少女の目掛けて撃つ。
「うわっ危ないわね。なかなかできるね。お祭りはここからよ!」

神具 「洩矢の鉄の輪」

同心円状の弾幕が一定の大きさで飛んでくる。これならいけると思ったが、なんと、驚いたことに避けて飛んで行った弾幕がまたこっちにやってきたのだ。そしてそれを避けるとまたやってくる。そんなの
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