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東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉15話「ふーじんろく ―前編―」
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、大天狗様とか、ほかの天狗に不満をぶつぶつ言われるのですよ。で、ここへは何をしに来たのか一応確認するわね。」
「山の上に最近越してきた神様と話し合うためよ。」
霊夢が答えた。
「あら、霊夢さん。いたんですか。」
「いたわよ、さっきから。それにしても、相変わらず天狗の社会というのはめんどくさいわね。」
「はは、まあ。」
苦笑いをしている。
「裕海が思う存分戦ってくれるから、こっちは最終戦まで力を蓄えられるわ。」
「・・・なんだか便利な道具みたいな物言いだな。まあその神様と戦うための気力を温存しているならまあいいや。」
もうそういうことにしておいてあげよう。
「さあ、手加減してあげるから、本気でかかってきなさい!!」
「手加減はありがたいけど、手加減してくれるのなら通してくれてもいいのに。」

岐符 「サルタクロス」

無色の弾幕が四方八方に広がり、色が変わり、ゆっくりとこっちに来る。少し面倒だけど、あれで何とかなるか。

「七曜弾幕大結界」

少し手間がかかるが、一気にやってしまうよりは面白い。まずスキマを多数開き、弾幕でスキマとスキマをつなげる。そして7方向から弾幕がやってくる。
「あら、めんどくさいスペカね。気を抜いたら当たるじゃない。ならこれならどうかしら?」

風神 「二百十日」

文の周りを弾幕が囲い、勢いよく飛んでくる。これではこのスペカは使えない。あれを使おう。

神変「建御雷命のお怒り」

通常、弾幕に勝るは光線。光線に勝るはそれより強き光線。なので細かい光線で弾幕を撃ち消し、高密度弾幕で攻撃する。これならば、この後同じようなカードが来ても苦しむ必要はない。
「っ!!なかなかやるわね。ならこれで!」

「無双風神」

文が目にとまらないほどすごい速さで飛ぶ。しかも、文自体が光線のようになり、俺の細かい光線を消していく。なるほど、こういうのもありなのか。ばらまいてくる木の葉のような弾幕もなかなかに鬱陶しい。ならば。

天変「ミーティアマジック」

ミーティアとは、流星のこと。つまり、流星魔法。といっても俺は魔法は使ったことがないから、魔法っぽく仕立て上げただけだけど。で、その魔法もどきで高速弾をひたすら撃ちまくるという、やけくそレベルの弾幕。だが、それだけではない。撃って飛んで行った弾幕が、どこかで急停止し、ホーミング弾に変わるのだ。これぞ、
“性能の変化”を入れた弾幕。この能力はスペカで応用しやすいから助かる。まあ文には恐らく当たらないだろうから、あくまで弾幕消しみたいなものだが。ぶっとい光線でやってもよかったが、あれはすごい疲れるからできるだけ使わない。
「ええい、きりがないわ。ラストスペル!」

塞符 「天上天下の照國」

シンプルな弾幕・・・で、すこし罠
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