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東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉15話「ふーじんろく ―前編―」
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また追いかけること数分。
「あっさっきの人間。この先には行くなといったでしょ?」
「よくも邪魔してくれたわね。」
わあ、霊夢が若干イラつきモードに入っている。
「邪魔?何のことよ。何がしたいか知らないのに邪魔なんてできやしないよ。」
「この山の上の神様に用があるんだ。そこを通してもらえるとありがたいんだが。」
一応説明する。
「あ〜?山の上の神様?この先には神がごろごろしてるけど。悪いことは言わないからさ、ほら里に帰った帰った。この先は人間を良く見ていない、排他的なやつもいるんだから。」
「知ってるわよ。けど行かなきゃなんないの。」
「ああ、せっかく盟友である人間に会えたと思ったのに。仕方ない、ここを通りたければ私を倒してから行くがいいわ!」

光学「オプティカルカモフラージュ」

「裕海、よろしく。」
「ほいほい。」

不読「風に舞う桜吹雪」




何とか勝った。
「くっなんて力・・・あなたたち、ほんとに人間?」
「一応。仮に違ったとしても、これはスペカ戦だからね?」
「さ、早くいくわよ。」
霊夢が手をつかんで引っ張る。
「この上に最近引っ越してきた神がいるんだよ。あなたたちはその神を倒しに行くのね。」
青い服を着た子が情報提供をしてくれた。
「おっと、思わぬところで情報がつかめたわね。何のために山に入ったのか忘れるところだったわ。」
え?
「ああ、人間は頼りないなあ。天狗様に知らせた方が良かったかしら。まあこの辺の河童には伝えておいてあげるから。」
「ああ、ありがとう。」



奥に進むこと数分。
「うわっ!?」
どこからか弾幕が飛んできた。
「今のは威嚇攻撃です。これ以上進むことは許しません。行くのなら私を倒してから行きなさい。」
「もう、仕方ないわね。裕海、やってしまいなさい。」
「・・・式神みたいになってない?俺・・・。」
相手の犬耳少女は剣を振りかざしてきた。しかし、とっさに“勢いの変化”をいじり、かなり勢いを弱くしてスペルカードを至近距離で唱えた。

異変「異次元空間の大量発生」

「うわああっ!!」
案の定被弾。結構威力あるやつだからしばらく起きられないかもしれないな。あんなに受けたから。
「・・・一瞬でやられるんじゃないわよ、椛。」
「あれ、文。」
文がスッと飛んできた。
「侵入者を迎え撃てと言われて飛び出てみればあなたでしたか。なぜ新聞記者の私が侵入者を倒さないといけないのか、全くわからないわよ。」
なんか愚痴ってる。まあ、言いたいことはわかるがな。
「まあ、そこを通してくれたら一番ありがたいんだけど。」
「一応命令が下ってますので戦わないといけません。」
「やっぱり?」
まあ、ただで通れるとは思っていませんとも。
「でないと
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