第六章
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り方はわかっていた。だから渡辺にはあえて聞かないのであった。
「有り難うございました」
「はい、それでは」
「ああ、ただ」
しかしであった。ここでふと彼にこの人物の名前を出したのであった。
「古館という人ですが」
「あいつですか」
「御存知なのですね。前に修和高校の教師をしているということで御会いしたのです」
こう話すのであった。
「少し学校のことを調べている時に」
「そうですか」
「この人は」
「名前を御存知なら仕方ありません」
「そうだな」
渡辺の真剣な言葉に彼の横に座っていた星井も頷いたのだった。二人は顔を見合わせていた。この流れも岩清水の計算通りであった。
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