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ワンピース*海賊と海軍、七武海と白髭。「永久の愛を」《1st》
第二章
新たな旅
出航。2
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これは秘密だと言われたが…な、レオンはお前を守る為にと…日々頑張っていたらしいぞ』
リノ「……」
あたしがウジウジしてたからか…。
あたしが弱いことばっか考えてたときに…レオンはそんな事を思っててくれたんだね…
ハンコック『お前はもう一人ではない。
いつでも電話を寄越せ、話ぐらい聞いてやるぞ』
リノ「ありがと」
語尾にハートマークがついてそうな程にハンコックが甘ったるい声で言うと、
苦笑しながら小さく深呼吸をした
リノ「それじゃあ…あたし捜しに行くね」
ハンコック『そうか。逢えたらいいな』
リノ「うん。ほんとにありがとね」
ハンコック『それはわらわが言うべき言葉じゃ。気をつけてな』
リノ「うん?」
一方的に電話を切られると頭の周りにはてなマークが浮かんだ
気をつけて≠チてどういう意味?
え?ごめんあたしバカだから良く分かんないんだけど…?
リノ「…まあいいや、送り届けるだけだし」
電伝虫を上着のポケットに戻すと歩き出した
近くにいた蛆虫にこの島の地図を貰い、
その地図を頼りにあたしはハンコックが言ってた「60番グローブ周辺」に来ていた
リノ「ん〜と……?さっきはこっちに来たから今度はこっちに行くはずなんだけどなぁ」
…そう、あたしは完璧に「迷子」になっていた
いや地図をちゃんと見てれば辿り着くはずだったんだけど
蛆虫がいる地帯は避けて避けて避けて……来た、はずなのに何処から違うの?!
避けて行けばここに出るだろうって思ってたのに何で?
蛆虫1「お〜い嬢ちゃん、こんなとこに一人は危ないぞー?」
リノ「………はぁ」
あたしって本当運がないわ。
何でこんなにも蛆虫に絡まれるのかなぁ
蛆虫2「ここで何してんだよ?」
蛆虫3「嬢ちゃんここは危ないぜ〜?」
ヒヒヒと人を見下したような笑い声が四方八方から聞こえてくる
リノ「…一回だけしか言わない、
今すぐ…あたしの視界から消えて」
蛆虫4「あ?」
蛆虫5「なーに言ってんのー?」
一人の蛆虫があたしに触れようとした時、
空から降ってきた落雷が五人の蛆虫に命中した
バタバタと倒れ始めた真っ黒焦げになった蛆虫どもを見下すと
地図に目を向けて歩き出した
「「「「「「「……………」」」」」」」
リノ「うー……ん?こっちに進んだからー…次はこっちに出るはずなんだけどなー」
地図の上をさっき通ってきたであろ
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