第四章
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だった。
「二組でした」
「一年二組でしたか」
「はい、そこでした」
強張り緊張した面持ちでの言葉であった。
「そのクラスでした」
「わかりました」
穏やかな顔で頷いてみせた岩清水であった。
「有り難うございます。それでは」
「はい、これで」
こう言葉を交えさせ別れの挨拶をして学校を後にする。しかし彼はこの日彼と話したこと、そして見たものを全て頭の中にインプットさせていた。そのうえ写真も撮っていた。
そうしてであった。サイトに寄せられて来る情報を確かめてそのうえで既に掲載されていたデータを観直す。そこには自殺した生徒のクラスまで載せられていた。
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