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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
月下雷鳴
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見渡すと、未だボスの部屋だった。手放していたのはほんの数秒らしい。キリトも同じく辺りを見渡していた。
目の前で目に涙を浮かばせたミザールを見ると、優しく抱き締めた。どうやらかなり心配させたらしい。
「もう……無茶ばかりする癖……どうにかしてよ……」
「済まん……」
俺は謝ると、ミザールの肩を借りて立ち上がった。
「全く……無茶してくれたな軍。後少し遅かったら全員死んでたぞ?まぁ、感謝しろよな」
コーバッツが何か言いたそうにしたが口を閉じた。
「キリト……後の説明頼むわ……俺は帰らせてもらうから……」
「お、おう……」
俺はキリトにそう言うと、よろけながら歩き始める。
「ライト君、これからどうするの?」
不意にアスナが言った。
「……暫く休むよ、多分な」
それだけ言うと、その場を去った。
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