第三話
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
家から少し離れた場所にある家の屋根の上。そこでホークの家の玄関の様子を眺めている二人が居た。黄金の鎧を身に纏った銀髪の少年と黒いスーツ姿の男が居た。
「本当に、あの八神はやては転生者じゃなくて、リリカルなのはの世界から飛ばされてきた本物の八神はやてなんだな。」
少年が男に聞いた。すると、奴はふざけた調子で答える。
「そうだよ〜。彼女がここに来るまでの間にはもう聞くも涙、語るも涙な壮絶ストーリーがあるんだから。」
「なるほど。で、あの二匹の猫が黒歌と白音で間違いないんだな。」
「そうだよ〜。なんか、悪魔に拾われる前にあのメガネの人に拾われたみたいだね〜。」
「ああ。しかし、はやての奴。いくら猫の姉妹だからってあの勇者王姉妹の名前をつける事は無いだろ・・・」
少年は呆れながらため息をつく。そんな彼に男は言った。
「まあ、はやてちゃんは記憶を失ってるみたいだからね。で、どうするの?」
「決まってる。悪役に彼女達を襲わせて、ピンチの所に俺が颯爽と現れるんだ。この戦利品を使ってな。」
そう言って、少年は銀色のメダルを取り出した。
続く
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ