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東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉14話「れっつごー冥界」
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ディルージョン」

弾幕を展開した。それに加えて、なにか白い物体が近づいてくる。すると・・・
「っ!?なんだこれ!?」
白い物体は小さな花火・・・もとい弾幕の花を咲かし、また閉じた。そしてまたこっちに追ってくる。なるほど、なかなかおもしろいな。

神変「建御雷命のお怒り」

細かい光線で幽々子を包囲して、高密度弾幕を撃つ。しかし、あの白いやつは撃ち落とせないから鬱陶しい。気をつけないと喰らってしまう。
「やるわね。これで行けると思ったのだけど。仕方ないわ、ラストスペルよ!!」

「西行寺無余涅槃」

恐ろしいほどの弾幕が飛んでくる。それに加え、光線が光線を打ち消し、困った戦況になった。高密度弾幕といっても、光線が包囲しているからそう見えるだけ。つまり錯覚だ。よって、この弾幕は軽々とよけられる。なら、あれをやろう。

「イリュージョンフルーツ〜千変万化〜」

弾幕が展開される、そして弾は細い光線に変化し、ホーミング弾になって飛んでいく。どの弾が変化するかはわからない。俺の気分で作動するからね!!
「!!しまった、油断したわ。」
これはうっかりすると逃げられなくなる弾幕でもある。そしてそうなったらもう終わりだ。幽々子の機数がなくなる音が響いた。



「ゆだんしちゃった。てへ。」
可愛らしく言った。
「そんなかわいらしく言われても・・・」
「じゃあ俺はこの辺で。」
「ええ、さようなら。」
「またいらっしゃい。」



「ねえ、妖夢。」
私は戦闘中に思ったことを妖夢に打ち明ける。
「なんですか?」
「あの子、少しおかしいわ。」
「はあ・・・といいますと?」
「あの子には、地上に住むものなら必ずあるはずの“穢れ”がないのよ。なにひとつ、ね。」
「・・・!?ということは、あの人はもうとっくに死んでいるのですか?」
「いいえ、あの子は紛れもなく生きているわ。亡霊でなければ月人でもない。あの子はなぜ穢れがないのか、私にはわからないわ・・・」
紫ならわかるのかしら。



―博麗神社―
「あら、何か用?」
「ああ。明日“あるところ”へ行く詳細を教えてほしいんだけど。」
神社の境内で掃除をしていた霊夢に話をかけた。
「しかたないわね、面倒だけど教えてあげる。」

そのころ、裕海の家では。
「あの果物が気になったから家に忍び込んでやろう。お、あんなところにクッキーが置いてある。ふふふ。」
普通の魔法使い、魔理沙は謎の果物が気になって裕海の家に忍び込もうとした。しかし、思わぬ誤算があった。
「とう!!・・・あれ?」
見事窓から侵入成功!!・・・とおもいきや、そこはさっきまでいた場所だった。目の前に裕海の家がある。
「ちっあいつめ、大魔法使いがやるような仕掛けをかけやがって
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