第7章:過去から未来への歴史
第4話:前から後ろから、ワォ!
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たら、もう息が上がってただろうな。流石の俺も落ち込むよ……アイツは昨日から休み無く戦ってるって言うのに、俺達はもう音を上げそうなんだから」
ビアンカさんが怒るのも無理はない……こんなに俺達は情けないのに、文句だけは一人前にぶつけてるんだから。
シンSIDE END
(エビルマウンテン)
ウルフSIDE
リュカさんに言われた陣形を、俺発案と言う事にして皆に伝え実行させた。
『みんなが落ち込むから、僕は何もしてない事にしろ』って言われたけど、デスピーさんにはリュカさんが戦ってくれてる事を気付かれた。
案の定それを聞いたシン君と一緒に落ち込み中だ。
一瞬で敵を駆逐するとは言え、リュカさんだって疲れているのだろうから、気付かれないはずがない!
まだ他の連中には気付かれてないが、この二人が落ち込んだままだとパーティーの士気に影響する……どうしたもんか?
「何だぁ……シンとデスピーは、もうヘバったのかなぁ? 情けねーな、この程度で。僕なんか、一晩に4.5人の美女と大運動会したって、元気マンマンでみんなを大満足させられるんだゾ! 良いのかいシンシア・ロザリー……あんなフニャ○ン野郎が彼氏で? 僕に乗り換えるのなら、今がチャンスだよ(笑) 僕の暴れん坊将軍は何時でも歓迎準備万端だよ(大笑)」
「ふざけんな、誰がフ○ャチンか!?」
「そうだ馬鹿! シンシアに手を出したら殺してやるからな!」
「何を言ってるんだい君達は? 僕は他人の女に手を出さないんだよ。彼女達の方から言い寄ってきたら別だけどね……『彼には内緒で桃源郷まで連れてって?』って言われれば断らないけどね(大笑)」
「テメー……ロザリーがキサマを相手にするわけないだろ!」
「どうかなぁ? 僕の方が体力もあるし、イケメンだし、優しいし、面白いし、なにより歌が巧い! 一発やっちゃったら、もう離れられなくなるぜ(笑)」
煽るリュカさんを凄い目付きで睨む二人……簡単だなコイツ等。
「おいお前等……戦闘に集中しろよ。こんな事してると、リュカさんに美味しいとこを持って行かれるぞ! それこそ女の注目を集める切り札なんだから……」
リュカさんの意地悪な言葉に、激怒した二人……どうやら意欲だけは取り戻した様子だ。
前方の敵に集中した二人を横目に、俺は後ろへ振り向き頭を下げ無言で礼を告げる。
頭を上げリュカさんの顔を見ると、何時もの優しい笑顔で手を振ってくれた。
やっぱ格好いいなぁ……あんな男になりてー!
ウルフSIDE END
(エビルマウンテン)
マーニャSIDE
やばい……やっぱりリュカは格好いい!
ズルイ……何で既に結婚してんの!?
目がハートマークのミネアを見つつも、同じ状態になってし
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