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第四十一話 同志と苦悩
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断固抗議するが、彼女はそんなの知らんぷりだ……。
「お、お姉様と戦わなければいけないなんて、わたくしはどうすれば……」
「むぅ、確かにこんなサッと作った料理がおいしいし……やっぱり強敵ね」
「く……」
あぁ、僕のことなんて気にしなくていいのに三人が悩んでいる。というか箒さん、そんな親の仇のように睨まなくても。
残りの面々は興味深そうに僕とセシリアさん達を見ている。
「ま、あいつのことに関わらずお前らはまだ若いんだ。自分を磨けよ、ガキども」
最後はそう締めて、皆を帰す千冬さん。
良いこと言ったみたいな顔していたけど、巻き込まれた上にそのあと酔いつぶれるまで続いた酒盛りの後始末をした僕からしたらいい迷惑だからね!
翌日、しつこく彼女らに問い詰められたことは言うまでもない。
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