第4話 潜入!エバルー屋敷
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・・・・・で?
4人は交通手段として馬車に乗っていた。
てことは・・・・・・
「馬車の乗り心地はいかがですか?ご主人様。」
「め・・・冥土が見える・・・」
ナツは乗り物に酔っていた。
「ご主人様役はおいらだよ!」
「うるせぇ猫!!」
ボケるハッピーを張り倒すラスト
ルーシィの自室での発言を相当気にしているらしい
「でも、ずいぶんと簡単な仕事よね?」
「あれ?嫌がってた割には意外と乗り気?」
「当然!なんてったってあたし達の初仕事だからね、ビシッと決めるわよ!」
ルーシィは今回の仕事に自信満々のようだ。
「要は屋敷に潜入して本を一冊持って来ればいいだけでしょ?」
「スケベオヤジの屋敷にね。」
「そうスケベオヤジ。」
「こー見えて色気にはちょっと自信あるのよ?」
「ネコにはちょっと判断できないです。」
「言っとくけどこの仕事・・・あんたらやる事ないんだから報酬の取り分8:1:1だからね。」
「ルーシィ1でいいの?」
「あたし達が8よ!!」
ズレたボケをかますハッピーにツッコミをいれるルーシィ
「あれ、あたし達ってことはラストも?」
「ええ、ラストには色々助けてもらったから、ね?」
「え?あ、ああ・・・・そうだな。」
ルーシィがそう笑顔で言ったが、ラストは複雑な表情を浮かべる。
「ちょ・・・ちょっと待て・・・俺達も・・・やる事・・・ある・・・」
「何よ?」
「捕まったら助けてやる。」
「そんなミスしません。してもらうにしてもラストに頼むわ。」
「魚釣りでもね、エサは無駄になる事多いんだよ。」
「あたしはエサかいっ!!?」
てなわけで
到着、シロツメの街
「着いた!」
「馬車には二度と乗らん・・・!」
「いつも言ってるよ。」
「とりあえずハラ減ったな、メシにしよ!メシ!」
「ホテルは?荷物置いてこようよ。」
「あたしお腹空いてないんだけど、アンタ自分の火食べれば?」
「そうだな、滅竜魔法なら食べられるはずだ。」
ルーシィ、ラストの発言にナツが引き顔をする。
「とんでもねぇ事言うなぁ、お前らは自分のプルーや牛、魔石を食うのか?」
「食べる訳ないじゃない!?」
「ていうか食べられないし・・・ダークブリング。」
「それと同じだよ。」
要するに、自分の火は食べられないということだ。
「めんどくさー。」
「まぁ・・・少し考えればわかることだよな・・・」
「そうだ!あたしちょっとこの街見てくる。食事は3人でどーぞ。」
ルーシィは3人とは別方向の
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