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FAIRY TAIL 忘却の最期
第4話 潜入!エバルー屋敷
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「ていうか聞こえてるぞ、ヒソヒソ話してるつもりなんだろうけど。」

気を取り直して、ルーシィは契約にうつる。

「ププーン。」

ルーシィは紙とペンを取り出す。

「月曜は?」

「プ〜プ〜ン。」

首を振るニコラ

「火曜」

「プン。」

首を縦に振るニコラ

「地味だな。」

「あい。」

「意外と重要なんだぞ、あれは。」

「はい、契約終了!」

「ププーン!」

ニコラの契約は終了したようだ、呼べる曜日を聞いていただけのようだが。

「ずいぶん簡単なんだね。」

「確かにそうだけど大切なことよ。星霊魔導士は契約・・・すなわち約束事を重要視するの。だから、あたしは絶対に約束だけは破らない・・・ってね。」

「へぇー。」

ルーシィの自信ありげな説明に軽く納得するナツ

「そうだ、名前決めてあげないと。」

「ニコラじゃないの?」

「それは総称でしょう?」

ルーシィはニコラをじーっとみて名前を考える。

そして、何か思いついた。

「おいで、プルー!」

「プーン!」

プルーは元気にルーシィのもとに走る。

「プルー?」

「語感がかわいいでしょ?ね、プルー。」

「プーン。」

「プルーは小犬座なのにワンワン鳴かないんだ、変なのー。」

「あんたもニャーニャー鳴かないじゃない。」

ルーシィとハッピーの会話の中、ラストが小刻みに震えていた。

「さっきからどうしたのよ?」

「い、いや・・・どうも・・・プルーを見てると震えが止まらないんだ・・・」

「ラストって犬苦手なの?」

「まさか、あんた犬の世話とかもしてたじゃない。」

「いや・・・・・・・・・」

ラストは引きつった顔でプルーを見る。

「本能的にちょっと・・・・・・」

「プーン?」

不思議そうに首をかしげるプルー

突然、踊り出す。

「な、何かしら・・・?」

「プルー!お前いいこと言うなぁ!!」

「「なんか伝わってるし!?」」

何故かプルーの踊りの意味を理解したナツにルーシィとラストが驚く。

「星霊かぁ・・・確かに雪山じゃ牛の助けてもらったなぁ。」

「そうよ、あんたはもっと星霊に対して敬意を払いなさい。」

「ラスト、全然払ってなかったけど?」

「あのエロ牛に敬意なんて払えねぇだろ。」

「あん時はルーシィとラストがついてくるとは思わなかった。けど・・・結果ルーシィがいなかったらやばかったってことだなぁ・・・」

「あの・・・俺は?」

真面目な話をしているナツだが、なぜかラストをはぶいて喋る。

「よ〜く考えたらお前ら変な奴らだけど頼れるしいい
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