SAO編
第一章 冒険者生活
12.ビーター暗殺
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、とな。
そして準備は整った。今回のボスは、どさくさに紛れて行動を起こすにはちょうど良い。
協力者も揃った。実際にビーターに何かをするのは俺だと言えば、軽い奴はたいてい協力してくれる。自分ではなく、他人おれが行動することで責任の意識は薄れ、反してイベントへの興味が強くなるからだと思う。
――それに、最近の俺はツイている!
ちょっと年下だけど、すっごく可愛い女の子たちに声かけられたし。
驚いてその場は別れちまったけど、次の日にまた会えたしっ。
フレンド登録は出来なかったけど自己紹介したし!
――なんか変なのも付いてやがったけど……。
金髪ツインテールの元気っ娘。銀髪ストレートロングヘアの清楚っ娘。茶髪セミロングの「〜ッス」っ娘。
いいね。いいよね。でも俺としては特に金髪ツインテの娘がツボだよね!
アニメじゃない現実顔リアルフェイスであそこまで金髪ツインテが似合う娘も珍しい。
金髪ツインテ=ツンデレは王道だけど…………元気っ娘も、良いよね!
――俺、第三層ボス戦が無事に終わったら、もう一度あの娘に……ルネリーちゃんに会いに行くんだ……!
そしてそのためにも、目的をは達成しなければ。邪魔者を排除しなければいけない。
「みんなー、もうそろそろだ! もうすぐ、《アレ》が来るぞォ――!!」
俺は攻撃部隊に配属されている。勿論そうなるように仕組んだ。
そして、あのビーターも今回は攻撃部隊に配属されているようだ。プレイヤーたちの除け者であるビーターの癖にどうして花形の攻撃部隊に、とは思うが今回は別に良い。
確認出来る位置に居てくれさえいれば、それで良い。
「ボスのHPバーが二本を切る……! 硬直入るぞー! 全員、一斉攻撃の準備ィ――!!」
もうすぐ、ボス――エンシェント・トレントの五本あったHPバーが二本を切る。そうするとボスは全 身を硬化させて動きを止める、全方向広範囲毒ガス散布の準備に入るのだ。
「ボオオオオオォォ…………ォォォ」
片膝を着いて頭を抱えるような格好をする古樹の巨人。
それが、合図だった。
「いまだぁ――――ッ!! 一斉攻撃フルアタ――ック!!!!」
「攻撃部隊、ボスを囲めぇ――!!」
「うおおおお!!」
「やったれー!!」
「ガンホー! ガンホー! ガンフォ――ウッ!!」
「スイッチ! スイッチ! スイッチぃ!! 止まるな止まるなぁ!!」
先ほどまでとは違い、ボスの動きを気にせずに全方位から攻撃が出来るので、攻撃部隊が中心となって全員でボスを囲い、各々、使用可能な全ソードスキルが冷却クーリングタイムに入るまで攻撃を叩きこむ。与えたダメージ量によって戦闘終了後の獲得経験値
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