ターンEX 鉄砲水と光、光、光
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り危なかった。もし先ほどの禁じられた聖槍を今の戦闘でエンシェントに対して使っていたら、ユーノのライフは0になっていたのだ。
だが、それもすべては過ぎた話。エンドフェイズを迎え、セイヴァ−・デモン・ドラゴンから救世の力が抜けていく。
「チクショオオオォォ!!エンドフェイズにセイヴァ−・デモン・ドラゴンはエクストラデッキに戻り、かわりに墓地のレッド・デーモンズを特殊召喚する!!」
レッド・デーモンズ・ドラゴン 攻3000
もはや、勝負はついていた。リバイス・ドラゴンの効果を使い、攻撃力を上げつつハリマンボウを墓地に送る………あとは、このドローでモンスターを引きさえすればいい。そして………。
「来い、ツーヘッド・シャーク。そしてリバイスの効果をもう1回発動、アクア・ゲイン・オービタル!」
ツーヘッド・シャーク 攻1200→1400
No.17 リバイス・ドラゴン 攻2700→3200
レッド・デーモンズ・ドラゴン 攻3000→2500
「これで終わりだ、富野。バイス・ストリーム!そしてツーヘッドでのダイレクトアタック!」
No.17 リバイス・ドラゴン 攻3200
→レッド・デーモンズ・ドラゴン 攻2500(破壊)
富野 LP1800→1100
ツーヘッド・シャーク 攻1400→富野(直接攻撃)
富野 LP1100→0
「チックショ、今回は俺が馬鹿だった。………もうこんなことはしないからな、次こそは覚悟してろよ」
「おうおう、3日4日ぐらいなら覚えといてやるよ。んじゃ、あーばよ」
しきりに悔しがる富野を余裕たっぷりに相手しながら、くるりと背を向けて寮に戻ろうとするユーノ。その背中に、最後の一言がかけられる。
「ところで。一応この辺りには最初に昔倒した転生者の技術を応用して永続魔法、フィールドバリアを張っておいたから一応今のは誰にも見られてないけどよ、なんかさっきからこっちに来ようとしてる奴がいるぜ。俺は帰るから、見つかったらテキトーに後始末やっといてくれ」
「あ、ちょっとこら待て!…………んなろー、また勝手に消えやがって」
あまりといえばあまりにぶっ飛んだ話ではあるが、それに何一つ疑問を持たない辺りはさすがにデュエリストというべきか。ぶつくさと誰もいない浜辺で文句を言いながら引き上げようとするユーノだが、それは少しばかり遅かったようだ。
「待ちなさい。そう、そこのあなたです」
当然、夜更けの浜辺に誰かほかに人がいるはずもなく。半ば諦めてゆっくりと振り向くと、そこにはかなり会いたくない相手の顔があった。
「斎王……琢磨……!」
「おや、私のことを知っていましたか。私も有名になったものです」
何が起きるかはわからない
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