第W章 月華の叫び
第022弾 「死闘」
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真上に転移した俺は、無防備な鵺の背中に、全体重を使った踵落としを決める。
―――ゴスッッッッ!!!!
鵺は無様に地面に叩きつけられる。
そこに、追撃を加えようとするが、鵺はそれを許さない。
「―――煽芭っっっ!!!」
地面に転がっている鵺は、俺の居る方向に手をかざす。
その瞬間、不可視の圧力波が轟音を立てて、俺に向って飛来した。
それを見た瞬間、俺は勢い良く身を捻った。
―――ビシャ
「――ッ―――ッ――ッ!!!」
ギリギリのところで、『煽芭』の直撃だけは回避したが、衝撃は避けられず、脇腹は切り裂かれた様に大量の血液が流れる。
俺は痛みに苦しみ、無様にも、地上に落下した。
「びょ、びょ、びょ。誇っていいじょ、死神。この数百年、鵺と対等に渡り合える人間は居なかった。だから、手向けの花をくれてやるっじょ」
鵺は、立ち上がって、俺を見下しながら、そんな事を言う。
「さよならだっじょ、死神」
鵺の右眼が緋色に輝やいた。
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