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妖精の義兄妹の絆
光と闇
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ブが一つの提案を言う。
「僕は引き続きウェンディちゃんの救出に向かう!!」
「わかった!!オレはあの光に向かってみる。気をつけろよ。」
こうして二人は別行動をとることにしたのだった。










「くそっ!!何がどうなってんだ。」
ここは先程まで森が広がっていたが、レーサーの爆弾ラクリマのせいで見るも無惨な光景へと変貌していた。
(「リオン様は誰のせいで…。」)
「リオーン!!!返事しやがれー!!!リオーーン。」
(「こいつか…。」)










「あれは一体…。」
「ニルヴァーナ、デスネ。」
ここではジュラとホットアイの戦いが繰り広げられていた。
「安心してくださいネ。まだ本体は起動していない。あれは封印が解かれただけ。
しかし、お金のニオイがプンプンするデスネ…んふふ。」
ホットアイは不気味な笑みをこぼす。
(「こんな奴と戦ってる場合ではないか…。いや、しかし任務は六魔将軍討伐!!戦うか…ニルヴァーナを止めるか…。」)
ジュラは二つの優先事項を決め悩んでいた。
「金、金、これで私たちは金持ちに…、!」
突如ホットアイに異変が起きた。
「お、おお…お、お。おぉおぉおおお。」
「な、何だ今度は…!?」
うめき声をあげているホットアイを見てジュラは困惑するのだった。










そして、場所を戻しワース樹海入口
「ナツくんを追うんだ。」
「ナツ…ジェラールとか言ってなかった?」
ルーシィはナツの一言が頭に引っ掛かった。
「説明は後!!それより今はナツを…、」
「あーーーっ!!!!」
「わっ!!?どうしたんだよシャルル。」
突然の大声にタクヤはびっくりする。それはみんなも同様だった。
「エルザがいない!!!」
「はぁっ!!?」
いつの間にかエルザの姿はどこにもなかった。
「あ、ああ…。」
「なんなのよ、あの女!!ウェンディに一言の礼もなしに!!!」
シャルルはエルザに対して怒りを露にする。
「まぁまぁ、落ち着いてください。」
エマがシャルルの怒りを沈める。
「エルザ…もしかして、ジェラールって名前聞いて…。」
「どうしよう、私のせいだ…。
私がジェラールを治したせいで……ニルヴァーナ見つかっちゃってエルザさんや…ナツさんや…。」
「お前のせいじゃな、」

ドン!!

タクヤの目の前でウェンディがヒビキによって吹き飛ばされた。
「ちょっ…。」
「あんたいきなり何すんのよ!!!!」
「なんで!!!!」
そして、
「てめー!!!!」
タクヤはヒビキの胸ぐらをつかみ怒鳴り散らかす。
「返答次第じゃお前から沈めんぞ!!!!」
ヒビキは黙秘を続けている。









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