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妖精の義兄妹の絆
光と闇
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要なんだ。」
「お願い…、エルザを助けて!!!」
「ウェンディ…。」
「も、もちろんです!!!はいっ!!!やります!!!」
ウェンディは快くエルザの解毒を了承した。
「よかったぁ~。」
「ですねぇ~。」
ハッピーとエマはまだだれながら言った。
「いつまでのびてんのよ、だらしない!!」

ぱぁぁぁ

ウェンディはさっそくエルザの解毒に取り掛かる。
エルザの体に浮き上がっていた毒がみるみる消えていく。
(「ジェラールがエルザさんにひどい事したなんて…そんな事…。」)
ウェンディは心の中でそう自分に言い聞かせた。











ワース樹海最奥部

ザッ ザッ

ここにジェラールは足を運んだ。その後を追っていたコブラも岩影に隠れながら様子を見る。
(「それにしてもこいつ…心の声が聴こえねぇ。心の声さえ聴こえれば後をつける必要もねぇのに。」)
そのとき、ジェラールは足を止めた。
(「止まった。」)
ジェラールは静かに目の前の大樹を見上げる。その大樹にはいたるところを鎖で繋がれおり神々しく光っている。
(「なんだここは…!!?樹海にこんな場所が。」)
コブラはその大樹を前にして心を震わせた。
(「まさか、ブレインの言った通り、ここにニルヴァーナが…。」)
コブラは大きな期待を胸に秘め、ジェラールを監視する。

パォ

ジェラールが大樹に魔力を当てた。

ゴッ

突然大樹に繋がれていた鎖が次々に砕け、光に包まれた。
(「おぉっ!!!」)

ズァァァ

(「ついに見つけた!!!!オレたちの未来…。」)
コブラは自分の未来を確信したのだった。

















「終わりました。エルザさんの体から毒は消えました。」
「「で!?」」
そして、
「ん。」
エルザはもう心配はないようだ。
「おっしゃー!!!」
ナツとルーシィ、ハッピーは嬉しさを露にする。
「ルーシィ、ハイタッチだーっ!!!」
「よかった~。」
ナツとルーシィが元気よくハイタッチをする。
「シャルル~!!」
「一回だけよ!」
ハッピーとシャルルも続けてハイタッチする。
「よくやったな、ウェンディ。」
「…うん。」
「ウェンディ。」
ナツはウェンディに手を差しのべた。
「!」
そしてハイタッチをする。
「ありがとな。」
「……しばらくは目を覚まさないかもですけど、もう大丈夫ですよ。」
ウェンディはすこし顔をそらしナツに説明する。
「すごいね…、本当に顔色がよくなっている。これが天空魔法。」
ヒビキはエルザの顔にあとすこしで唇が近づくほどに接近して観察する。
「近すぎ。」
ルーシィは鋭くツッコム。
「いい
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