暁 〜小説投稿サイト〜
SWORD ART ONLINE ―穿つ浸食の双刀―
02:出会い
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男性が女性に意図的に接触する事や、性的目的で接触する事を防止するための。

ついさっきまで、僕は何の理もなくオウカの手を握った。それはすなわち、ハラスメントコードに引っ掛かってしまってう行為である。

「えと??????悪いんだけど今目の前に出てるウィンドウ、Noのボタンを押してくれないかな。Yesを押されると監獄行きになっちゃうから??????あはは??????」

「えっ!?あ、はいっ、了解ですっ!!」

監獄行きという単語に目をぎょっとさせ、即座にNoのボタンを押すオウカ。これが九死に一生を得るというあれだろうか。

何処か微妙な空気漂う中、無言が続く。このままでは流石にお互いの居心地がよろしくないので、一先ず話題を切り出す。

「えっと、さ、オウカ。フレンド登録しない?その方が、何かあったとき楽だろうしさ」

その結果がフレンドにならないかである。基本現実ではあまり進んで会話に混ざるタイプでなかったので、しこは勘弁してもらいたい。

捕捉すると、この世界ではフレンドシステムという物があって、遠く離れているフレンドの現在地などを知ることが出来る。非常に便利なものである。

「いいですねっ、しましょうっ、ハリン君っ!」

オウカは大きく頷くと、ウィンドウを開くと、慣れた手つきでボタンを押し、僕にフレンド申請を知ることがてくる。自分から提案しておいて断るなんて非常識な事はする気がないので、当然その申請をオーケーする。

「えへへ、やったっ」

露骨に嬉しそうな反応をするオウカ。決して僕とフレンドになれた事が嬉しいという訳ではなさそうだし??????あれか、フレンドが一人増えたから嬉しいのか。うん、きっとそうだ。そうに違いない。
僕が彼是(あれこれ)勝手に考えていると、オウカがおずおずとした口調で尋ねてくる。

「そ、その??????良かったら、私のレベリング、手伝ってもらえませんか???????」

「一人だときつくって」とオウカは付け足す。どうするか迷い、一瞬考えたが、僕には予定がないのだ。そう、実際オウカを助けるまで「何にせよ、暇だね??????」とか言っていたのだ。予定なんてある筈がない。僕はオウカの提案を二つ返事で引き受けた。その時のオウカの顔は幸せに満ちたような顔だったが、恐らくそれはレベルを上げる事が出来るからだろう。僕等はお互いのスキル構成などを見せ合い――本当はそう簡単に見せては駄目なものなのだが、今は知らないと厳しいので仕方がない――準備をしてフィールドに向かった。

――何か、成り行きで凄い事になってしまったな??????大丈夫、なのだろうか???????――

心の中で僅かに不安を抱きながらも表にはなるべく出さないようにし、僕は隣を歩く少女――オウカを少し見
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