暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第29話「彼女の名は…」
[7/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
? どこがだシャルル?」
「に、鈍すぎだよ…」
む、だから俺は鈍くないぞって何故溜息を吐くんだ皆して
「えっと、織斑一夏君…だよね? 僕は
李 小?
(
リ・シャオリン
)
。シャオって呼んで」
「おう! 俺のことは一夏でいいぜ。同じ男同士よろしくな!」
「うん、よろしくね」
ああ、ようやくめぐり逢えた俺以外の男子!!
すっげ〜嬉しいぜ!!
「おっと、こっちが今日転校してきた俺と同じ男性IS操縦者のシャルル・デュノアだ」
「よろしくね」
「え? ああ、うん。よろしく…?」
ん? どうしたんだ?
「ねぇ、代表(コソッ」
「…シャオの思ってる通りだと思う(ボソッ」
「あ、やっぱり?(コソッ」
「やっぱそうだよね〜(ボソッ」
何をコソコソと話してるんだろう…
「って何であんたがここにいるのよシャオ!」
うおっ!? ビックリしたな…三人で密談してたんじゃないのかよ鈴!
「え? 何でって…僕、こっちに来る前にちゃんと話したよ」
「はぁ? そんなの私は聞いてないわよ!!」
「ホントだってば、3ヶ月くらい前に――」
―――――――――
<中国のとある学校>
「はぁ…(一夏のやつ元気にしてるかしら。私以外の女に目移り……なんてあの鈍感にはありえないか)」
「あ、鈴ちゃん、鈴ちゃん」
「何よ(ギロリ」
「うっ、あの…」
「用があるならさっさと話す」
「う、うん。あのね、僕来年から
中国の学校
(
ここ
)
を出てIS学園に通うことになったんだ」
「ふ〜ん」
「だ、だから鈴ちゃん。ISの訓練とかで忙しいみたいだから今のうちにお別れの挨拶しとこうと思って…」
「そ。で、それだけ? なら、私このあとまたIS訓練で忙しいから」
「う、うん頑張ってね」
[スタスタスタ…]
「はぁ…(一夏……)」
―――――――――
「鈴…(ジー」
「「凰(さん)……(ジー」
「(ま、まっず〜。そう言えばそんなこと言ってた気が…)(サー」
「うん。いいよ、もう慣れたから…鈴ちゃんって昔からそうだったもんね」
[ポム]
「だ、代表?」
「…悲しい時は泣いてもいい。お姉ちゃんに甘えて (ナデナデ」
「えっと、何で代表がお姉ちゃんなのかな? 僕の方が一応誕生日早いんだけど…」
「…鏡兄達が『シャオは末っ子だな』って言ってた。だから、私はお姉ちゃん」
「えー…」
何とも言えない理由に呆れの声が漏れる。
「なら〜、私はかんちゃんのお姉ちゃんかな〜」
「…違う」
「え〜」
「…本音は私にとって掛け替えのない大事な親友だから」
「っかんちゃ〜ん(ダキッ!!」
「…本音、熱い」
最初の否定の言葉に頬を含まらせ不満の声をあ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ