暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第29話「彼女の名は…」
[6/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ですわ」
なぜに疑問形?
「えっと、あの時助けてくれた人だよな?」
「?」
「ほら、この間のアリーナで…」
「……ああ、あの時の」
お、やっぱりそうだったか!
「あの時はありがとな!」
「…別に」
「え、えっと俺は織斑一夏ってんだ。1組のクラス代表をやってる」
「…更識簪。4組のクラス代表」
「お、おう。よろしくな」
「…ん」
「………」
か、会話が続かねぇ…。
というか、何で箒は親の敵と言わんばかりに睨んでるんだ?
「……お腹、大丈夫?」
「っ!? ああ、お陰さまでな」
え、何? 二人の間で何かあったのか?
っていうか二人は前にも会ったことあるのか?
「ねぇねぇ、かんちゃん。あの時ってな〜に〜」
「…秘密」
「え〜、教えてよ〜」
何だろう、和むな……。
「代表、戻りました!」
続かない会話に戸惑っていると、俺らが歩いてきたのとは別の方向から小柄な男子がやってきたって男子!?
「…お帰り、シャオ」
「あ〜、シャオリーだ〜」
「あ、やっと来たんだ本音ちゃん」
「遅れました〜」
なぬ!? のほほんさんは知ってるのか!?
いや、今はそれよりも
「な、なぁ―「ハァ!? ちょっと何であんたが
IS学園
(
ここ
)
にいるのよ!!」―り、鈴?」
「あれ、鈴ちゃん? 久しぶり」
「ええ、久しぶり…ってそうじゃなくて!!」
「なぁ、鈴。この人と知り合いなのか?」
だとしたら、是非とも紹介してほしい。
学園で数少ない男子だからな!!
「…こいつはその…そう! 中国にいた頃家が近かっただけのやつよ」
は? よくわからないぞ鈴。
「えっと、親同士の仲が良くてね。鈴ちゃんが日本に転校するまでは一緒に学校に通ってたんだ」
「っ!! あ、あんたはちょっと黙ってなさい!!」
「ひぅっ!?」
お、おい、何で睨むんだよ鈴。
にしても、鈴がこっちに来るまで一緒だった子か…
ということは
「鈴のファースト幼馴染ってやつなんだな」
「っ!? そ、そうね。まぁ、一応そうなるんじゃないかしら…」
ん? どうしたんだ鈴のやつ?
「(ほう、もう一人幼馴染がいると。それも
初めての
(
ファースト
)
)」
「(でしたら、凰さんはそちらの方へアタックされてはどうですの)」
「(うむ、始めては大事だろう)」
「(グッ…こうなるから言いたくなかったのよ)」
「(安心してくださいまし、一夏さんは私が優しく受け止めますわ)」
「(それとこれとは話が別だぞオルコット)」
「(そ、そうよ一夏は私が、その……)」
あそこは何を密談(?)してるんだ?
「(あー、そう言う事か。彼が鈴ちゃんの……)」
「モテモテだね。一夏」
「は
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ