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東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉12話「月一の大宴会」
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・・」
「ううう〜・・・ひっく。」
「にんぎょうがぁ〜・・・たくさぁん〜・・・」
ご覧の有様。全員酔いつぶれた。吸血鬼って、それなりにに対して耐性を持っているんじゃないの?しかも小鈴はいつの間にか俺の膝の上で寝ている。阿求はこの飲み比べに一切かかわらず、宴会料理を食べていた。とおもったら、いつの間にか酒を飲んで寝てしまっている。しかし周りはまだまだ盛り上がっており、萃香が酒をがばーっと飲んでいた。途中から文がきて、萃香や霊夢と一緒に飲んでいる。俺は未成年なのでまだ飲めないが、まあいつかはこの子らや、霊夢たちと一緒に飲めるだろう。



数時間が経った。周りもさすがに酔いつぶれて大半の人が寝てしまっている。
「ふうう〜ん・・・」
「あ、やっと起きたかな?」
「ふふふぅ〜・・・すぅ〜。」
「気のせいか。」
どうしよう、起きているのはとうとう俺だけになったようだ。起こすのもあれだし、監視でもしていようか。
「・・・・・・。」
暇だ。もう腹はいっぱいだから何も食べられない。俺も寝るかな、結界を強くしておけば侵入者が来ても入れないし。






朝になった。さて水でも飲もうかと起き上がろうとすると、体が重かった。左腕にフラン、右腕にレミリア、右脚に小鈴、左脚に橙、腹の上にメディスンが乗っていた。どおりで重いはずだ。・・・さて、どうしよう。
「ん・・・くわあ〜・・・」
「あ、霊夢。おはよう。」
「あら裕海、おはよう。なに?ロリハーレムでも目指してるの?」
「違うよ。それよりも助けてくれ、変に脱出しようとしたらアレなとこに触れちゃうから動けないんだよ。」
「紳士ねえ。だけどあなたも所詮人間なんだからそういうことをしたくなったりするものなのよ?」
「それは今度にするよ。」
霊夢が慎重に一人ずつ持ち上げてどかしていく。
「ふう、助かった。ありがとう。」
「お礼はいいから、宴会の片付けを手伝ってくれるかしら?」
「ああ。」






こうして、宴会は幕を閉じた。おまけで言っておくと、ほとんどの人が二日酔いになったそうだ。

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