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東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉12話「月一の大宴会」
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れて、『何か質問はある?』って言ってきたのは驚いたけど、それで兎を連れてきてもいいって言ってくれたからね。」
何やら永遠亭組が盛り上がってる。
「やっほ〜、裕海〜。この歌姫がきてやったわよ〜。」
「来てやったわよ。」
「チルノ、みすちー、態度でかいね・・・」
「こんばんは〜。」
「きたのか〜。」
「あ、5人とも。よく来たね。」
「・・・裕海くんって人妖関係なく結構人気があるんですね、霊夢さん。」
「ええ、そうね。なぜかしら。」
「おっだいぶ人が集まってきたじゃないか。裕海に任せて正解だったよ。」
「あ、萃香。」
萃香がどこからか現れた。
「じゃあ、そろそろ宴会を始めるぞお〜っ」
こうして宴会は始まった。前の時とは違い、すっかりなじんでいるこの空気ではもう俺は緊張することはなかった。



「すごいわあ!!こんなにたくさんの住民に取材ができるなんて!!」
「一応護衛ということで、私と阿求の近くにいてよね。」
「ああ。一応力を出しにくくする結界を張っておいたから心配はいらないと思うけど。」
ちなみに結界の張り方は霊夢と紫に教わった。結界って便利だな。
「私もお兄ちゃんの隣にいる〜。」
「あっずるいわよ、フラン。」
「私も〜。」
そのとき、橙と藍の顔が見えた。
「あっゆーみくん、久しぶりだね〜。」
「おお、元気だったか?裕海。」
「あ、2人とも。久しぶり。見てのとおり元気だぞ。」
「あーっ!!おひざとられてるーっ!!そこは橙の特等席なの!!」
フランがいつの間にか座っている膝を橙が羨ましがっている。まあ、猫だしな。
「フランの席よ!!」
「微笑ましいわねえ、ねえ、小鈴。・・・小鈴?」
「・・・ふにゅぅ」
「ん?小鈴?どうした・・・ってそれって日本酒?まさか飲んじゃったの?」
近くに酒瓶が転がっていて、小鈴が飲んだと思われる液体からはアルコールの匂いがした。
「コップに入ってた水をのんだらこーなったのお・・・ひっく。」
まあ、悪酔いしていないだけましか。
「わあ、小鈴ったらもうこんなに酔いが回って・・・」
阿求が呆れたように言った。
「甘いわね里の人間。そんな程度で酔っちゃあ。このレミリア様がくいっと!!」
わあ、豪快。酒瓶の酒をがばがばと口に入れている。
「なっ!私も負けないわ!!お姉さま!!」
「ぬううっわたしもっ」
橙は、あらかじめ用意していたであろうまたたび酒を持ってきていた。
「ええ〜っ私はどうしよう〜。」
「メディスン、無理して飲まなくったっていいんだぞ?」
「いいえ、ここは人形として負けてはいられないわ。ぐいっ」
「潔いな・・・」



で、プチ飲み比べが始まって少し経った。その結果は・・・
「ひっく・・・うぅ〜。」
「ぬうう〜、もうのめな〜い・
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