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原作に介入=生 不介入=死 何だ!この世界は!
34話
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エドガーもニードも納得してくれたようだ。

「ミカワ様はチャンピオンと戦ってみたいですか?」
「いえ全く。正直面倒ですし、優劣に興味はありません。ようやく自分の大会が終わってゆっくりできてるんです」

心の底から面倒くさそうな顔で即決する夕であった。

「なるほど、面白いですね。貴方のような方が大会に出でいたとは…」

エドガーが今まで見た夕の性格から大会に自ら出るように見えなかったのだろう。

「妹のような女子とその母、それと年上の親友に逃げ場を完全に断たれた状態で理不尽な選択を出された結果、出場することになりました」

人はそれを強制と言う。

「苦労なされてるんですね」
「ユウ、俺はお前に同情する」

友人と知り合ったばかりの人物に同情される夕であった。

「もう慣れた」

それから10分ほど話してエドガーは去っていった。帰り際に高級菓子をくれた。お礼の一部らしい。残りは次に会ったときにくれるらしい。高級菓子で十分過ぎるのだが言っても聞いてもらえそうにないので諦めた。
夕とニードはその日の試合を全部見てから帰っていった。





「ただ今戻りましたお嬢様」
エドガーは彼の主と思われる女性に頭を下げる。

「お帰りなさいどうでした貴方の興味を引かれた方は?」

エドガーが夕に近づいたのは主の友人に作る新しいおにぎりを作るためもあるが、それ以上に夕に興味が沸いたからだ。

「大変楽しく興味深い方でした」
「そう、あなたがそこまでいう人物ですか…私も興味が出できましたわ。こんど連れてきなさい。おにぎりの件については私もお礼を言わなければなりませんし」
「かしこまりました」

因みにエドガーが持っていった5個のおにぎりはエドガー、彼の主、主の友人が食べてのだった。(主の安全のため解析魔法で危険な物が入っていないかはチェックし毒味も済ましている)
因みに主の友人は新しい味のおにぎりを喜んで食べていたらしい。

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