第二話 帰して
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とに全く思いつかなかった。きっとこの二つで十分だと思っていたからだろう。
「いえ。いいです」
「では、転生を開始しますね。時系列は?」
「青年時代前半の大神殿脱出前まで」
「わかりました。」
小池が手を振ると光の門が現れた。私はそこに入る前にこう言った。
「すみませんでした。あんなに怒ってしまって」
「いえいえ。謝るのはこちらの方ですし、怒るのも無理はないと思います。」
「では、いってきます」
「ご武運をお祈りしてますよ。死神が祈るのもおかしな話ですが」
私は光の門に近づく。この門を通れば後戻りはできない。だが、それが何だというのだろう。私は薄く笑い、門をくぐった。そして光に包まれた。
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