第二話 帰して
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りも、友達とだべって!テスト勉強に追われて!塾に遅刻しそうになって!色々大変な事もあったりするけど、私はそんないつもが、現実が好きだった!生き返らせるなら元の世界に帰して!」
私は息継ぎもせず、一気に言葉を吐きだした。怒りと悲しみで頭がガンガンする。死神は黙っていたが「すみませんでした」と謝罪した。
「そんなこといったって状況は何も変わらn「しかし、元の世界に戻れないわけではありません。」
えっ?
「元の世界に戻れるの?」
「けしてすぐではございません。それに険しい道のりとなるでしょう。それでもやりますか?」
「やるに決まってます!」
本当は怖かったけど、覚悟した。
私のいつもに変えるためにも。
「わかりました。では、説明に入りますね。あなたが元の世界に戻るには、ある世界に神様転生し、役目を果たすことです。」
「その役目とは?」
「あなたの事故死は神の誰かが起こしたもの。運命を狂わされた今のあなたの魂は、元の世界に戻ることは叶いません。しかし、別の世界だったら、転生できます。そして役目とは転生した世界で神を見つけることです。」
「私が転生する世界に元凶がいると?」
「いえ。更に説明しますと、あなたが死んだことにより、『本来死ぬはずがない人間が死んだ』という事実によりありとあらゆる世界に影響が生じました。その世界のいずれかにあなたが行くことにより影響を消し、あなたを殺した神を見つけることができるでしょう。
タイムリミットはミレイさんの命が亡くなるまでですが影響は様々な形で現れているため気がつかずに生涯を終える可能性もありますし、転生した世界で何かしらにより死んでしまっても戻るチャンスは無くなりますがよろしいでしょうか?」
よろしくないと言いたかったのを堪え、大丈夫だと答えた。
「では、神様転生に入りますね。どこの世界に転生しますか?」
私は少し考え、ある一つの世界に決めた。
「ドラクエ5の世界で」
「わかりました。神様転生をするにあたり特殊能力である特典を3つまでもらえますが何にしますか?」
戦いといえば喧嘩程度しかしたことのない私が真正面から魔物と戦えば間違いなく死ぬ。しかし、魔法の力があればこんな私でも戦いに勝つことができるかもしれない。もう一つはカジノで必ず勝てる能力にすることにした。カジノでエルフの飲み薬やグリンガムの鞭を入手できれば安全度は遥かに高い。それに景品を売却すれば資金にも困らない。
こう考え、私は小池に頼んだ。
「ドラクエ1〜ドラクエ9の呪文全部を使えるようにしてください。あと、カジノでは必ず大当たりがでるようにしてください」
「わかりました。あとの1つは…?」
それは不思議なこ
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