事情説明
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エイミィそんなことはどうでも良いんだよ」
リンディの部屋から移動したクロノが、困った顔をして座って映像を見ている女性に反論する。
でもその女性、エイミィはあんまり気にせず話を続ける。
「魔力の平均値を見てもこの子で127万。黒い服の子で143万。最大発揮値はその三倍以上!クロノ君より魔力の桁が上回っちゃってるねぇ」
「魔法は魔力値の大きさだけじゃない。状況に合わせた応用力と的確に使用できる判断力だろ!」
「それはもちろん。信頼してるよアースラの切り札だもんクロノ君は」
そうエイミィが言った時、後ろのドアが開いてリンディが入ってきた。
「ああ、二人のデータね。あら、あの子のは?」
「エイミィ、彼のはないのか?」
二人がそう聞くとエイミィは少し困った顔をして
「それなんですけど……とりあえず映します」
画面が切り替わり、木の化け物との戦闘が映し出された。
「これを見てください」
エイミィが真剣な表情で画面を見ながら言う。
そしてそれを見た二人は
「これは!」
「……」
画面には魔力値測定不能と書かれていた。
エイミィは操作を続けながら
「これも見てください」
さらに画面にまた新たな情報が映し出される。
「彼の周りに未知の力が漂っているんです。おそらくこれが魔力を測れない原因だと思われます」
「未知の力?」
リンディが険しい顔で画面を見る。
「はい。魔力ではない、でも魔力に匹敵、あるいはそれ以上の力のようです」
「魔力に匹敵かそれ以上だって!?そんな力があるわけが……」
「私だって信じられないわ。でも確かに存在しているのよ」
クロノもエイミィもどちらも信じきれないといった感じでいると
「彼が、ジュエルシードではないロストロギアを所持している可能性は?」
「その可能性もありますが……低いと思います。調べた限りでは、どうもその力は彼自身から出ているようで……」
「ロストロギアを取り込んでる……それもないとしたら……」
「彼はいったい何者なんだ……」
その言葉を最後に部屋は静まり返った。
SIDE OUT
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少し原作とはずれました。全員性格が変と思われそうです。
今回は、ほんの少しでもいいから原作の話をいれようとしたり、悩みすぎて変な方向にいってしまったりと色々ありました。
では誤字・脱字・感想・アドバイス等お待ちしております。
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