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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
一話〜出会い
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side 士郎
目が覚めた。どうやら、まだ早朝のようだ。時計を見ると、午前4時。このまま二度寝というのは性に合わない。
「……朝の鍛練でもするか」
外に出て、干将莫耶と同じ長さの木刀を投影。と、そこへ来客が。
「鍛練か?いいねぇ、俺も混ぜろよ」
「ランサーか、……まぁいいだろう。こいつを使え」
やってきたランサーに投影した木の槍を投げ渡す。
「そんじゃまあ、行きますかねぇ!」
「……フン、来い!」
side なのは
朝、訓練場を見に行こうとして外に出ると、そこには異常な光景があった。
士郎君とランス君の打ち合い。その速さと技術は人間ではないと言う二人の言葉を信じさせるには十分なものだった。しばらくその光景に見惚れていると、フェイトちゃんとはやてちゃんもやってきた。
「ほえぇー。あの二人やるなぁ」
「なのは、あの二人に勝てると思う?」
フェイトちゃんの質問に対し、私は考えを巡らせる。
そして出た答えは……
「遠距離ならともかく、近接格闘だったら私じゃあ勝てないね……。フェイトちゃんは?」
「私も無理、かな。一撃がかなり重そうだからかすっただけでも持っていかれそう……」
「そんなことより……二人とも〜そろそろご飯の時間やでぇ〜」
どうやらはやてちゃんの声が聞こえたらしく、訓練を中断する二人。
勝負はほぼ互角だったが、若干ランス君の有利で終わったみたいだ。
「ここまで、か。マスターが呼んでいる」
「今回はお前の負けだな」
「なに、本番なら私も遅れはとらん」
「へっ、言ってろ!」
とりあえず、聞きたいことは色々あるけど、まずは朝ご飯を食べてからだね。
side はやて
朝食の後、昨日聞けなかったことを聞くために二人を部隊長室に呼ぶ。
なのはちゃんとフェイトちゃんも呼んである。
「さて、昨日聞けなかった事について話してもらおか」
「あ、私からいいかな?」
最初に質問したのはなのはちゃんだ。
「なのはちゃん何か聞きたいことあるんか?」
「二人の訓練を見たんだけど、明らかに使い魔っていうレベルじゃないよね?」
それは私達皆の疑問だ。使い魔とは主の魔力で現界するのだから主のサポートをするのが普通だ。
それにしては二人の技量は高すぎる。
「……隠しだてすることでもない、いいだろう。そもそも私たちサーヴァントは過去に活躍した英雄、その魂だ。まぁ私は例外なのだがな。そして私たち英霊は自信が英雄になった象徴……まあ、武器や魔術などのことだな。それを宝具と呼び、基本的に一人一つ持っている。こいつはゲイ・ボルグ、私は自信の心象風景を具
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