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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
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の建物に人がいるようだぞ。君もマスターとなった人物を探しているのだろう?」
「おうよ。まぁ、とりあえず行ってみるか」
市街地を横目に私達はその建物へと向かうことにした。
side なのは
新人達の訓練を終え、隊舎に戻る途中。
「おーい、なのはちゃ〜ん」
「なのは、お疲れ様」
「はやてちゃん、フェイトちゃんも。どうしたの?」
二人とも忙しいはず。なのにわざわざここまで来る理由は何だろう?
「お昼、一緒にどうや?」
「いいけど…わざわざそのために?」
「…もう一つ、別の目的もあるけどね」
私の疑問に答えながらはやてちゃんは両手の甲を見せてきた。
その両手には刺青のような模様が二つ。なんなんだろう?
と、向こうから………人が来る?なんだろう……あの人たち。
フェイトちゃんとはやてちゃんも気づいたみたい。
その人たちは赤い外套に浅黒い肌に白髪で長身の男の人と、細身の全身青いタイツみたいなのを着ている青い髪の男の人の二人組だった。そのうちの一人、青い人がこちらに話かけて来た。
「よう、嬢ちゃんたち。聞きてぇ事があるんだ」
「なんや?うちで良ければ答えるで」
「ここどこだ?」
「機動六課の隊舎や」
青い人の聞き方も悪かったけど、道を聞いてるんだろうからその言い方はひどいと思う。
「……はい?」
「……はぁ、貴様の聞き方が悪いのだよ。すまない、この街はなんという名前なのだ?」
青い人に呆れたように言いながら赤い人が聞き直す。
「ここは管理局陸上本部のある世界、ミッドチルダの南駐屯地A73区画や。」
「「…………はい?」」
「地球ですらない、だと………」
「お二人さん、もしかして、地球の人か?とりあえず気になる事もあるし、中で詳しい話聞いたるよ。それにしても、変な格好やねぇお二人さん」
「ほっとけ!」
はやてちゃんは初対面の二人の格好ににやつきながら突っ込んだ。
相当失礼だと思う。と、ふざけているはやてちゃんが念話を飛ばして来た。
(この人たち、魔力持ちやな。でも、なんか変や)
はやてちゃんはふざけていながらも気づいていた。この人たちの魔力。その異質さに。
伊達や酔狂で部隊長やってるわけじゃないね。
すると今度はフェイトちゃんも念話を飛ばして来た。
(なのは、あの人、どう思う?)
(うーん、地球から来てて、魔力持ち、しかも少し変な魔力……)
(……そうじゃなくて……ね?)
フェイトちゃんの困ったような視線の先には、青い方の男の人……なんかフェイトちゃんを見て笑ってる……楽しそうに。
(はやて、本当にこの人たちの関わるの?)
(魔力持ちの地球出身
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