第2話 ようこそ、妖精の尻尾へ
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「貴様らぁ・・・・ワシは評議員に怒られてばかりじゃぞ・・・!!」
マカロフが殺気立ち、全員が黙り込んでいた。
かなり怒るのだろうとルーシィとラストは震えていた。
「だが・・・評議員などクソくらえじゃ!」
かなり意外な言葉が返ってきた。
ここなら普通、かなり怒って二度とするなと言うところだ。
しかし、マカロフはそれをしなかった。
苦情の紙を燃やし、ナツに向けて投げた。それを食べるナツ。
「よいか・・・理の力は理の中より生まれる・・・魔法は奇跡に力ではない。我々のある気の流れと、自然界に流れる気の波長が合わさり、初めて具現化されるのじゃ。
それは、精神力と集中力を使う。いや、己が魂すべてを注ぎ込む事が魔法なのじゃ。」
マカロフはニッと笑った。
「上から覗いている目ん玉気にしてたら魔道は進めん。評議員のバカ共を恐れるな。
自分の信じた道を進めぃ!!それが・・・妖精の尻尾の魔導士じゃぁぁぁ!!」
マカロフがそう叫んだ後、ギルドの魔導士達が歓声を上げた。
今まで喧嘩をしていたナツやグレイらは笑いあう
ルーシィとラストは、改めて妖精の尻尾に来たことを喜んでいた。
・・・・・・・・・・・で?
ルーシィとラストはミラジェーンからギルドの一員である証
妖精の尻尾の紋章をスタンプしてもらっていた。
ルーシィは右手の甲、ラストは左手の甲だ。
「はい、これであなた達も妖精の尻尾の一員よ。」
「これが妖精の尻尾の紋章・・・」
「ナツぅ見て見て!妖精の尻尾のマーク入れてもらっちゃたぁ!」
「あっそ、よかったな、ルイージ。」
「ルーシィよ!!」
「記憶力ねぇなこいつ・・・・」
そっけない返事をするナツに対しツッコむルーシィ、そのやり取りを見て青筋を立てるラストであった。
「ナツの奴、あんなかわいい娘どこで見つけてきたんだ?」
「いいなぁ・・・ウチのチーム入ってくんねぇかな?」
「私あの白髪の方がいいなぁ・・・」
ギルドの面々は新しいメンバーの話題で持ちきりのようだ。
ナツは仕事に向かうためにリクエストボードの前に立っていた。
様々な依頼が書かれている中、一つの依頼書をとる。
「報酬のいいやつにしようね。」
「お、コレなんかどうだ?盗賊退治で16万Jだ。」
「決まりだね。」
ナツとハッピーが仕事に行こうとする
「父ちゃん、まだ帰ってこないの?」
その時、ロメオという少年がマカロフに訪ねていた。
「む、くどいぞロメオ。魔導士の息子なら大人しく家で待っておれ。」
「だって・・・三日で戻るって言ったのに・・・もう一週間も
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